クリスマス準備。今年もこの季節がやってきた。
今年もこの季節がやってきた。
フランスは街がクリスマスモード一色になっている。街の街灯も、カフェも、ブティックも全てがクリスマス仕様。
イルミネーションに心がウキウキというよりも、この季節を無事に切り抜けることができるだろうかと、ちょっとした心配が心を占めている。
プレゼントの準備やフランスの家族の実家に持っていくものの買い物。子どもたちのクリスマスの行事など、たくさんやらなければならないことがあって、一年で最も慌ただしい季節。それに日本人の私はお正月の準備も少しづつ始めておかなければならない。
クリスマスはフランスの最も重要な家族行事のひとつなので、クリスマスを皆で祝う喜びがあっても、それまでの準備が大変というのが、共通認識となっている。毎年、24日の夜はなんとか無事にクリスマスが迎えられたねと、皆で安堵するぐらいだ。
とはいえ、クリスマスは世界共通で、子どもたちが待ち望んでいる行事。
特にフランスの子どもたちは、この季節クリスマス行事が目白押し。
毎日一つづつ開けるお楽しみアドベントカレンダー、クリスマスツリーの飾り付け、クリスマスマーケット、学校などでのクリスマス会、そしてサンタさんからのプレゼント!
子どもたちも興奮気味で、笑顔が絶えない。
この季節はクリスマスの準備のことで頭を占めるけど、
このクリスマスのお菓子買ったら、子どもたちも喜ぶかな。
アドベントカレンダーに入れておこう。
プレゼントは、これが欲しいと言っていたから、
ちょっと奮発するけど、買ってあげよう。
今年も子どもたいが楽しみにしている、
一緒にクリスマスマーケットに行かなきゃ。
ひとつひとつのクリスマス行事に、
「お母さんありがとう!すごく嬉しい!」
「すごくすごく、楽しかった〜!」
全身で喜びを表現するように、子どもたちから、嬉しさが満ち溢れている。
大人になってからは、子どもの頃のように純粋にクリスマスが楽しみという気持ちは消えてしまったけれど、親になって、クリスマス前の子どもたちの笑顔を見るのが私の楽しみとなっている。この笑顔は私の心に伝染するかのように、私を幸せな気分にさせてくれるのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?