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牛肉麺絵日記 牛肉麺14/100杯目 七十二牛肉麵(台湾・台北)4/14/2013

スケッチー12

牛肉麺屋さん巡り14日目。2013年4月14日 夕方6時。(台湾・台北)今日、知り合った地元の人と牛肉麺について話をしていると、アメリカの人気グルメ・旅サイトThe Daily Mealに取り上げられた人気のお店に行ってみたらと勧めらてもらったので、行ってみようと家を出た。

最寄り駅はMRT地下鉄忠孝新生站。大通り新生南路を歩いてすぐだと調べていたので、今日は迷わず行けるだろうと思っていたが、迷った。大変な人気店で、売り切れれば早仕舞いするようなので急いで探す。暑さと焦りで汗が噴き出す。

しばらく歩くとマクドナルドの看板が光っていた。マクドナルドは台湾語で麥當勞と記載するようだ富と・労働と・麦食を想像し、アメリカっぽいなと思ってしまう。でも中国語の外国語当て字は音重視で、漢字の意味は考慮しないらしい。台北は店舗数が多いようで、街を歩くとM看板を良く目にする。自宅があるサンフランシスコ・ダウンタウンにマクドナルドは以外に少なく中規模店が2店あるだけ。アメリカに来た当初、本場のマクドナルドでは他国の物と違い、凄くでっかい奴が出てくるのかと思っていたら、日本の物より貧祖で驚いた。子供の頃・1970年代、大阪の田舎街にある家の近所に2階建てのマクドナルドができた。でっかいお店で驚いた。当時はそれ程安く無かったように記憶している。今とは違い、ちょっとしたご馳走感があった。現在は低価格の為か、ハンバーガーなどファーストフードの過剰摂取が肥満や病気などを引き起こすと問題視されている。マクドナルドが日本で子供の食育ワークショップを開いているのを知った時は不信感を感じた。

ハンバーガーことを考えて歩いていると、お店が見つかった。七十二牛肉麺今日はこのお店でいただく。

お店に着くと、残念ながら既に閉店していた。

お店の外から厨房を覗いていると、店長らしい人が出てきて、日本人?と聞いてきた。はいと答え、少し会話し残念だと伝えると、お勧めの清燉牛肉麵は売り切れだけど紅焼牛肉麺なら作れるから入れというので笑顔で店に入って席に着いた。

厨房を覗くとたくさんの大寸胴鍋が湯煎にかかり、牛骨スープを取っているのが見える。72時間かけてじっくりクリアな出しを取るらしい。牛骨が飾られている。無料トッピングコーナーで、酸菜と自家製辣椒を小皿にもらっている間に麺が来た。

すっきりとしているが、しっかり旨味が乗ったスープ。心地よい歯ごたえの麺。ころっとしたスネ肉も旨味が乗って歯ごたえ柔らか。辣椒も試して楽しく頂く。

店内に客は私一人。リラックスしたスタッフが掃除をしながら大音量で夜来香を流し、一緒に歌っている。テレサ・テンバージョンだった。

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