149_仕事効率とハイテク
仕事で求められるものの一つが「効率」である。
ここ数年で、生成AIが急速に普及したことで、
職場のハイテク化が進んでいる。
さぞ効率化も進んでいることだろう(嫌味クサッ)。
職場でもAIの波はやってきている。
中高年と比較して、若者〜30代のハイテク化への
適応力は高く、仕事の中にAIを取り入れている人も現れている。
「実はコレ、AIにやってもらったんですよぉ〜」
「もっと早くできると思いますよ〜」
「簡単ですよ〜」
と私に話しかけてくる30代男性。
わたしだって、AIを使ってるし!
アイデア出しに相談したり、挨拶文言作ってるし!
とちょっとだけ心のなかで反抗してみる。
そして、心が込もっていないのがバレバレかもなテンションで
「へーーー、すごいじゃーーーん。
具体的にはどういう部分に活かしてるの?」
と質問してみた。
「Xへの投稿ですかね〜」
「どういうところが助かってるの?」
「掲載するテキストを入れると絵文字を自動で決めてくれるんですよ」
。。。
「へーーーーーーーー」
なんか違った。
思っていた活かし方と違った。
そんなのAIに頼む入力してる時間で
サクサク絵文字入力終了しちゃうのでは?
30代だからか?
この人だからか??
20代だったらもっと「おっ!」と思わせてくれるような
活用をしているのかな??
。。。なんなんだ?この人。
この会話から、気づいたこと。
彼に作成してもらった報告書の作文、きっとAI使ってんな。
出てくる単語はカッコいいものだったけど、
内容が薄く、内容が無いよう。。。だったのを思い出した。
そして、出てくる項目について質問すると答えられなかったのだ。
上滑りのAI報告書。
内容が無いAI報告書。
だって、AIは入力者からの司令によって情報を寄せ集めるもんね。
AIに出す司令がすべてになっちゃうよね。
司令がポンコツだったら、報告書も内容が知れている。
■まとめ
ハイテク化は確実に進んでいる。
そのツールを使うことで、効率的になっている部分は
確実にあると思う。
けれど、使っている人間が進化しているとは限らない。
というか、使い方間違ってたり、
ツールを使っていることに酔いしれいているだけって
場合も多々ありそう。
「AI」は「英語」と同じだなと思った。
「ツール」なのだ。
使えたら便利、話せたら便利。
使ったら発想増える、話したら世界広がる。
「AI」と「英語」。
どちらも、使えることと仕事できることは、まったく別物。
基本的に仕事できない奴がAIが〜とか語ったところで、
突如として仕事できる人に変身できるものではない。
自分も気をつけようっと。