コロナ以降に大切な、ビジネスの3つのポイント
【目次】
1:圧倒的にオンライン化
2:固定費をかけてはいけない
3:リスクヘッジとしての撤退戦をスタート前に想定しておく
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この記事の結論は『ネットを活用し・お金をなるべくかけないビジネスで・勝てる見込みがない場合にすぐに辞められるビジネスを選ぶこと』となる。
ビジネスは確率思考が重要で、『失敗確率を下げること』と『いざ失敗した時にダメージを最小限にすること』が必要。
これは工夫と知識と知的努力である程度は失敗確率を下げられ、さらに『撤退戦=立て直し』ができるようになる。
『もう、終わった』になることを、最も避けなければならない。
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コロナ禍による緊急事態宣言以降(2020年4月26日時点)、時代は変わった。仕事・生活・ビジネス・そして人々の、空気が変わった。
この『空気感の変化』は、時代の変化真っ最中という点に気づく必要がある。
コロナの真っ只中にいる今は、数十年に1度の時代転換点という認識が必要。スマホが現れてガラケーやポケベルが必要なくなった時のような『不可逆的な変化』が、まさに今だ。
今から絶対に大事なことは何か。3つのキーワードで書く。
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1:圧倒的にオンライン化
オフライン(リアル)100%のビジネスは、リスクそのものである。
理由は、今、まさにコロナによってリアルのビジネスは苦しいからだ。
『店が開けられない・移動できない・人混みが怖い』コロナによる逆風は、リアルのビジネスにとってはほぼ全てネガティブ要因だ。
お客様に提供する『価値』が提供できない、リアルでの手段しかないから。
コロナ以降は、『オンラインという手段』がいる。商品やサービスを、オンラインで買ってもらう以外に、提供できないのだから。
価値提供がリアルでしかできないとしても、どこかのプロセスでは、オンラインを挟まないと売上が立てられなくなる。
2:固定費をかけてはいけない
飲食業・宿泊業・接客サービス業・航空産業など、共通点は『固定費が高いこと』だ。数ヶ月の売り上げが立たないと、毎月の固定費の支払いだけで資金ショートする業種である。(大手や資金潤沢な企業を除いて)
家賃・人件費は最大の固定費であり、ビジネス上のリスクだ。今起きているビジネスの苦しみは、ほとんどが固定費によって起きている。
固定費が高いことは、損益分岐点が高いことと同じ。損益分岐点が高いとは、一定の売上が立たないと赤字になるということだ。
つまり、固定費が低いと多少売上が立たなくても生き残れるが、固定費が高いと売上が止まると数ヶ月で終わってしまうのだ。
コロナによって、売上が一定に立つという保証は無いとわかった。固定費は、無視してはいけない。
3:リスクヘッジとしての撤退戦をスタート前に想定しておく
『撤退しやすさ・離脱しやすさ』は、重要。
言い方を変えると『拡大路線は超リスク』である。できる限り、拡大路線を取らない方が安全だ。特にポストコロナ時代は。
例えば、最もダメージが大きいのは『数千億円をかけて作った液晶工場だったが、外国企業に品質価格共に負けて競争力がなくなってきた。でも先行投資したから止めるわけには・・・』となって、撤退が難しい上に赤字垂れ流しをして、最終的に大損をする失敗例。
これは『うまくいかなくなった時にすぐ辞められない』ことに問題がある。
ダメだとわかったら、すぐに辞められることは重要だ。
そのためには、投資額が大きいビジネスをしないことに尽きる。
設備投資・人材投資・不動産契約などは、一度始めると『すぐ辞められない』のだ。
撤退しやすいように、ミニマムに進むこと。
重要なリスクヘッジ策である。
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