時代転換点の今の、5つのキーワード
緊急事態宣言が発表されて2週間ほどたち(2020年4月23日現在)、生活はビフォーコロナから一転した。
いつもと変わった生活や仕事を続ける中で、時代の転換点となるであろうキーワードを書いておく。
(目次)
・仕事の仕方 →『オンラインで意外にいけるよね』
・ビジネスの仕組み →『3密関連の経営は厳しい・オンラインシフト』
・お買い物のしかた →『お買い物自体がリスク・オンライン増加』
・気分転換方法、エンタメ、余暇 →『在宅って意外に大変。工夫いる』
・精神や心 →『先への不安への対処・つながりの大切さ』
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・仕事の仕方 →『オンラインで意外にいけるよね』
テレワークが推進されて以降、打ち合わせ・会議など、ビジネスコミュニケーションは、zoom、Slack などで進められるようになった。
移動・場所代が、節約される社会になった。
この時代の流れは不可逆的で、加速していくだろう。
移動も場所代も『コスト』以外の何物でもないから、個人レベルでは起業しやすくコストをかけずにすむ。
・ビジネスの仕組み →『3密関連の経営は厳しい・オンラインシフト』
コロナによって、観光、宿泊、航空、ジム、エンタメ、飲食サービス、バーや居酒屋、百貨店など、影響を受ける厳しい業界は多かった。
その影響が軽微ではなく、お店などは『営業できない=ゼロになる』という事態も起きた。まさか、お店を開けられない・人がこない、そんな経験をするとは思わない。それが起きた。
100→ほぼゼロ、である。
数値例として、ゴールデンウィーク期間中の新幹線の予約状況は乗車率10%ほど。例年なら100%超えが当たり前。
一方、オンライン市場は伸びた。
例としてEC、宅配、オンラインサービス提供者など。『オンラインで済ませる・人と会わない・移動しない』流れが、加速する。
コミュニケーションも消費も。
さらに、在宅勤務関連の消費(ウェブカメラやマイク・パソコン関連・トレーニング器具・エンタメコンテンツなど)も副次的に伸びた。
ビジネスは、『人々が有難いことを代わりに提供する=ありがとうを集める行い』なので、いま『有難い』ことが何かを考え、提供するものを変え、提供する方法を変えないといけなくなった。
・お買い物のしかた →『お買い物自体がリスク・オンライン増加』
前項と重なるが、『モノを買う行為』は、これまで移動を伴い、場所があり、人と会う必要があったが、それら全てが『コロナ的リスク』なので、ネットショッピングが増加した。当たり前。
ネットで商品やサービスが提供できる状態を用意しなければ、物販もサービス業も経営は厳しい。
また、飲食店について。これまで『食の提供』と共に『場所の提供』をする機能があった。
しかし、今は『場所の価値』を提供できない。ほとんどの飲食店事業者は厳しい。
『食を提供』する価値だけで、生き残ることができるのか。大手以外は難しいだろう。
少なくとも『食を提供する機会』を増やす必要があって、『お店に来なくても食を提供できる店』として、宅配システムを使う、賞味期限の長い食べ物をネットで売る、お土産や食以外のグッズを売るなど工夫がいる。
・気分転換方法、エンタメ、余暇 →『在宅って意外に大変。工夫いる』
リモートワークを続けてわかるのは、ずっと家にいることはけっこう気が滅入る、ということ。気分転換が絶対必要。
ネットフリックス加入者の伸び率が増加したが、オンラインのコンテンツを見るだけでは飽きる。
家のエンタメ消費も長時間は飽きる。
体を動かす、食を充実させる、コミュニケーションをとるなど、フィジカル・フード・コミュニティーの工夫が必要だ。
わかりやすい言葉で『自分だけのちょっとした楽しみ』を、いくつか持つことが大切。
・精神や心 →『先への不安への対処・つながりの大切さ』
緊急事態宣言がいつ終わるかわからないと、例えば飲食店経営者は『いつまで続くのか』ととにかく将来が不安になる。
いつ終わるかわからない、希望が見えない、この時ほど人間の精神や心を暗くするものはない。
先への不安の解消は、できることをする以外に方法はない。とはいえ、『それ、強い人だけだよできるのは』と言う人もいる。わかる。
だからもう一つ、先への不安解消は『つながり:コミュニケーション』だ。
自分以外に目を向けると、同じ思いを持つ人が必ずいる。その人たちの思いを知り、行動を知り、境遇を知る。加えて、その人たちとコミュニケーションを取ってみる。自分だけではないと知るのが大事。
人を助けるのは人であり、社会的つながりである。周りの人を大切に。
・最後に、時代が変わる世の中で
変化が来ると大変だ。『今までの当たり前が通用しなくなる』から。
今の時代は『これは当たり前だ』という固定した観念や常識が多い人ほど、変化の時に苦労する。
変化には、変化で対応する以外にない。
だから、日々ちょっとずつ変化しよう。
同時に、変化しないものを大切に。『変わらない存在=自分が自分でいられる存在』は、変化の時代に自分を支えてくれる。
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