なくても困らなかった炊飯器
今まで絶対に手放せないと思っていた炊飯器。30年以上、米を炊くのは炊飯器の役目だと信じて疑うことはなかった。
炊飯器をやめたきっかけ
ガスコンロを新調したからだ。12年使ったガスコンロがついに壊れ、スイッチを押しても「カチカチカチッ」と、音がするだけで点火しなくなった。
新しいコンロが家に来た時、取扱説明書を読んでいたら、ごはんが炊けるらしいことに気づく。
どうやらお粥や炊き込みご飯もできるらしい。料理上手の夫が、ためしに鍋で炊いてみようと言い出した。
確か、前のコンロにも炊飯マークのボタンがあったが、使ってみようなんて微塵も思ったことがなかったのに。
鍋で炊いてみる
ん〜!美味しい。
まずは手持ちのル・クルーゼで炊いてみると美味しく炊けた。
ガスで炊くのが、美味しくなる秘訣なのかな?
祖母の家で食べる白米がいつも美味しかったのを思い出す。遠い記憶だが、確か、ガスの炊飯釜で炊いていた。
ガス炊きの美味しさは実証されたので、手間がかかり過ぎないか、半月ほど炊飯器を使わないテスト期間を設けた。
その結果、夫婦満場一致で今後はガスコンロで炊くことに決定された。
とくに不便を感じることはなく、なによりご飯が美味しかったからだ。それに尽きる。
どの鍋で炊こう
我が家は6人家族。夕食では4合炊く。まだ下の子たちは小さいが、今後の成長を考えると将来的には5合まで炊けるものが必要である。(それでも足りないと思うけど)
最初は手持ちのル・クルーゼを使っていた。
ただ、ルクルーゼは重いのだ。
毎日洗うことを考えると、なかなか大変である。
キッチン用品を増やしたくなかったが、コンロの取扱説明書に記載されていた5合まで炊ける専用鍋を購入してみた。
結果、買って良かった。軽くて洗いやすい。鍋本体とフタを洗うだけでいいので楽だ。
タイマー機能はもういらない
コンロで炊飯する人に初めて出会ったのは、同じマンションに住むママ友だ。キッチンの収納が少ないから結婚当初から炊飯器を持たず、ル・クルーゼで炊いているらしい。
その時に感じたのは「タイマー機能ないじゃん。ご飯炊くために朝早く起きるのとかゴメンだわ。」ということ。
とにかくタイマー機能がないことが不安だった。
これから出勤しなければいけない朝に
米から炊いてる時間があるのか?
お弁当に間に合うのか?
でも、そんな心配は無用だった。
なぜなら、30分ほどで炊き上がるから。
寝る前に米を研いで冷蔵庫に入れておき、朝起きたらコンロにのせて、スイッチをポチッとすれば大丈夫。
その間に身支度したり、洗濯物干したり、朝食準備してたら、あっという間に炊き上がり〜。
スイッチを押すのが自分なら、炊飯器じゃなくて鍋でも同じという結論になりました。
暑すぎて常温放置できない
年間を通して暑い時期が長く、クーラーをつけていても水に浸けたまま一晩常温で置いておくのはリスキーだと感じます。
「腐るかも」そんな不安と戦うのはまっぴらごめん。
起床時や仕事から帰宅した時に炊き上がってるのは楽だったが、タイマーかけて出かけられる日はもうないのでは?
【まとめ】炊飯器を手放して良かった
高額な炊飯器を買い替える必要がない
とにかく米が美味しい
洗うパーツが炊飯器より少ない
炊飯器ってかなり高額。安くて1~2万。高いもので10万円台まで。数年で買い替えを考えると他の家電同様、かなりの出費になる。
鍋なら1万円あれば買えるし、買い替え頻度も高くない。他の煮炊きにも使えて一石二鳥。
ガスコンロライフは良いことづくめ。みなさんもお鍋でご飯を炊いてみてはいかがでしょうか。