見出し画像

前向きに生きること

おはようございます。


けむそんです。



あなたの周りにいるご長寿の方は何歳ですか?


この方以上に「若い」方をぼくは知らない。


何度お会いしても、そのエネルギーに圧倒される。


御年97歳。


そもそも97歳の方とお話できる機会すらなかなかない。


いわゆる高齢者特有の記憶力や聴力の低下が一切ない。


2018年に出会い、何かあると呼んでいただける間柄になりました。


ぼくが大好きな方のひとりです。


思い起こせば、出会いはクレーム対応でした。


いつも通り、クレーム対応を営業機会に変えたぼくは、それから仲良くなりました。


数ヶ月前にお呼ばれされた時にお聞きした「死にかけた」お話。


昨年、心拍が止まり生死の境を彷徨ったそうな。


90代の高齢者に心臓マッサージをするか医師も戸惑ったとのことだが、見事に蘇生し現在に至っている。


「別に思い残すことはない、やりたいようにやってくれ」


そう思ったそうです。


そんなお話を聞いていて、ぼくは思わず聞きました。


「◯◯さん、若さの秘訣はなんなのですか?」


「けむさん←実際はホントの名前(そりゃそう!)、いつでも前向きってことだよ」


(わー、ぼくと同じだ!これは嬉しい!)


続ける。


「あとはね、何でも疑ってかかっちゃうんだよ。


例えば3+3=6って言われても、ホントにそうなのか?


って思っちゃう。


数学なんてのは、ただの数字ゲームなんだ。


7÷3は2あまり1だろ、そんなの誰が決めたんだ!」


「確かに!!」


ぼくは少年時代、10cmの線は3等分できる、という話を思い出した。


10cmの横線の端に3で割り切れる長さの縦の線、例えば6cmを引く、その頂点を線で結び、縦の6cm線から同じ角度で2cmと4cmの地点から線を引くと、3等分できるというものだ。


伝わりづらいかな(笑)。


:けむそ

こんな感じである。


「例えば、10を3で割ると3.33と3.34になる、とかもそうですよね!」


「そうだ。数学や物理の学者はボケるヤツが多い。それは正解がこれだとそれ以上考えることがないからだ。」


「なるほど!」


「考えることは大事なんだよ。


あとはこうして今も原稿を書いている。」


執筆中であろう手書きのそれを見せてくれる。


2017年に出版された書籍も過去にいただいている。


(やっぱり書くことはよいことなのだ!)


また、ぼくは嬉しくなりました。


同時に、仕事を通してお会いできるこのような素晴らしい方々から「生きる秘訣」のようなものを集めてみよう。


そんなことも思いました。


ぼくは恵まれている。


ただでさえ前向きと自覚しているけれど、日常の中にも前向きになれる機会は意外とある。


あなたの前向きになれる瞬間はなんですか?


今日も前向きに過ごします!


おしまい


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


昨日は引越しを控える実家の片付けに行きました。


そこにはところどころに父のDIYが施されており、つくづく関心しました。


(よく作ったな、こんなの)


鉄筋工としてそのキャリアの長くを過ごした父ならではの作品の数々。


解体しながら、生活の質素さやお金をかけずに生きる工夫が垣間見え、父への感謝の思いが募りました。


まだまだ引越しの準備は続きます。


少しでも恩返ししていこう。


「書くことは考えること」 


明日も何かを考え、何かを呟いてみます。 

またお会いしましょう! 


けむそんでした。


いいなと思ったら応援しよう!

けむそ
いただきましたサポートは「運動普及活動」に投下いたします。 ぜひサポートしていただけたら嬉しいです。