労働時間を縮減すると睡眠時間は増えるのか
長時間労働と短時間睡眠の関連は複数報告されています。有名な研究ですとWhitehall II studyでしょうか。これはイギリスで1985年から1988年に実施され、35歳から55歳までの10,308人の公務員の健康状態を調査した前向き研究です。55時間/週 以上の長時間労働は、睡眠時間の減少や入眠困難と関連していると報告されました。
長時間労働では物理的に睡眠に費やす時間が減るので、短時間睡眠と関連するという結果は納得できるところです。では、労働時間を縮減すると睡眠時間