大阪で根付く学生オペラ「Tutti」が迎える今年 - Bridge 創刊準備号 No.2
創刊号で紹介する「Tutti」は、1981年に創立された、大阪音楽大学の学生によるオペラ団体で、すべて学生主体で稽古や運営を行なっています。2019年5月12日には、Tutti2019「ジプシー男爵」の公演を控えています。
Tutti2019 Johann Strauss Ⅱ. / Der Zigunerbaron - ジプシー男爵
(全3幕 日本語上演 字幕付き)
2019年5月12日(日)
開場 15:30 / 開演 16:00
大阪音楽大学 ザ・カレッジ・オペラハウス
チケット 1,000円
今回インタビューをしたのはキャストの方ではなく、舞台監督の古谷こころさんと、演出の松井真子さんのお2人。衣装・大道具はどうやって準備しているのか、資金はどのように集めているのかなど、普段知ることのできない公演の裏側について、たくさんのお話を伺うことができました。
(左:古谷こころさん 右:インタビュー担当水上)
インタビュー内容は創刊号で掲載しますが、ここで少しこぼれ話をご紹介します。Tuttiの公演を成功させるため、資金集めに奔走する、古谷さんと松井さんをはじめとする幹部の皆さん。クラウドファンディングを行なうというお話も出ているそうです。その際は、皆様のご支援をどうかよろしくお願い致します!
また、2016年に大阪音楽大学に新設された「ミュージッククリエーション専攻」と「ミュージックコミュニケーション専攻」の話題も。この2専攻とTuttiとの連携がとれるようになれば、と仰っていました。専攻やジャンルを超えた活動がもっと活発になってほしいものです。
インタビュアーの感想
〈水上〉幹部の方にお話を伺ったことで、知らなかった世界に出会うことができました。公演の成功の裏には多くの人の努力があり、その努力にはTuttiへの熱い思いがありました。Tuttiがさらに多くの人に愛される団体になりますように、今後も活躍を期待しております!
〈関本〉オペラの公演って本当にお金がかかる。でも、なんとしてでも良いものをお客様に届けたいという、Tuttiの幹部の方の執念を感じました。たくさんの方に公演の実情を知って頂き、社会が音楽を、未来の音楽の担い手を支えていく。そういう仕組ができていけばいいのになぁと思いました。
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