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2023.1.9 (月祝) 「O JUN」

1月9日・・・この日オレは何をしていたのか?まったく記憶がないので、大好きな現代アーティスト・O JUNさんについて書いてみたい。初めてO JUNさんの作品を観たのはたぶん10数年前のことだと思うが、美術館で出会うなり衝撃を受けた。一枚の絵に出会って、立ち止まり、マジマジと見つめ、ため息をつき、脳に刺激を受け、一度そこから離れるもまた帰ってきて、またもや立ち止まり、マジマジと見つめ返し、ため息をつき、脳にさらなる刺激を受けたのはこの時が初めての経験である。なんだろうか、この方の作品の言葉にできない妙な感覚と、皮膚と筋肉の隙間が、右脳と左脳の隙間が、眼球と鼻腔の隙間が、ヒリヒリと、ザワザワと、シンシンとする感じは。
似ている感覚としては、つげ義春の漫画やはっぴいえんどの音楽、中島らもや宮沢章夫の文章に初めて触れたとき。あ、もうこれはモノが違う、明らかに違う、天才にしかできない表現。あ、もう参りました、すいません、これ以上無理です・・・というような感じ。
死ぬまでにO JUNさんの作品を一枚買って、いつも晩酌するテーブル前の壁に掲げたい。それ観ながら酒飲む日々。ええな。
しかし、なんぼすんねやろ?高いやろなぁ。


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