Adaloをさわってみた。
デジタルな振る舞い Advent Calendar 2023
最終ピッチ終了後、さて、これからはやりたいことやるぞ!(課題も楽しかったですが)と意気込んでいたところにアドベントカレンダーのお誘いがあったので、キャンプ中には手を付けなかったAdaloのアプリ作成にチャレンジしました。
そして既に出来上がったものがこちらです。
当初は実際に使える状態にしようかと思っていたのですが、
使える状態にするには36USD/月から
同窓会Slackで目標宣言チャンネルが立ち上がっている
満足いくクオリティにするにはまだまだ時間がかかりそう
等の理由から、練習と割り切ってここまでにして、今noteをまとめています。
勉強法ですが、まずはあゆさんとShoheiさんに教えてもらった動画のうち、以下の動画を見ながらまったく同じものを作りました。
これだけでも基本的なデータベースの作成、コンポーネントの配置、フォームの設定等覚えられたので、次はとりあえず作ってみることにしました。
本当は仕様とか、データベースの構成とかきっちりやったほうがいいのかと思っていましたが、このレベル感のアプリなら作り始めちゃった方が楽そうです。
あとは、経験値的に最初から完成度の高い設計はできないというのもあります。
もし次のアプリに挑戦するなら、
ユーザー情報はどんな項目を入力させるか?
ホーム画面に何を表示するか?
ホーム画面からリンクするべきページは何か?(どんな機能が必要か?)
あたりをまとめてから作り始めると効率がよさそうです。
デジタルでもアナログでもいいので、隙間時間でイメージをまとめていって、作業時間がとれる時に一気に作るのもありだなと思いました。
その際に、データベースの構成とデータの流れも一緒にイメージできると尚いいです。
アプリやシステムと言われているものは簡単に言ってしまえばいかにデータ(テキストやイメージ含め)を表示するか?に尽きると思っています。もう少し言うと、
ユーザーや外部からデータを受け取る
受け取ったデータを元に、処理を行う(受け取ったデータ自体を加工することもあれば、既存のデータベースのデータを利用することもある)
ユーザーや外部に結果を還元する(あるいはデータベースに保管だけする)
これらの機能がアプリやシステムの正体です。
知っている人からすれば当たり前かもしれませんが、システムをふわっとしたイメージで捉えている人にとってはこの考えで少し輪郭がくっきりするかもしれません。
データフローダイアグラム(DFD)で検索すればそのへんの情報がたくさんありますので興味ある方は調べてみてください。
ただし、Adaloを使うにあたっては必須ではないです。ノーコードツールを①コーディングできる人がもっと楽に開発するためのタイプと②コーディングできない人が開発するためのタイプの2種類にわければ、Adaloは後者だなと感じました。
データ処理が必要なのでstudioやwixのようなWEB作成ツールほど直感的ではないですが、数時間あれば基本的な操作は覚えられると思います。
まだまだ少し触っただけの状態ですが、感想としては
ノーコードでアプリを作れるのはやはり楽
ただ、実際に使える状態にするには円安もあって結構高い…
figmaの操作性に慣れているとデザインの使い勝手は少し難あり 何でそこにくっついちゃうの?みたいな
ボタンやフォーム等のコンポーネントは一通り用意されているが、カスタマイズできるものが少ない(プランによる?) ボタンのサイズ変えられないって使い方の問題?
日本語入力できるところとできないところがある。
等、簡単なアプリは簡単に作れるけど、結構習熟しないとクオリティが高いものは作れないなと思いました。当たり前といえば当たり前ですが。
私的なアプリを作るならハードルは上がるけどAWSとかの従量制クラウドにした方がランニングコストはおそらく安いです。
Adaloで作られたとするアプリも、規模が大きくなるとコーディング環境に移行していたりするので、まずはプロトタイプをさっと世に出してみるという使い方が現状はあっているのでしょうか。
一方で、副業として考えるならAdaloで納品して、後のメンテは簡単だから自分でやってねっていうスタイルもありかと思います。
副業だと保守と運用までは時間的に受けられないので…。
というわけでとりとめがないですが、Adaloをさわってみた感想でした。
これからさわる人もいると思うので、是非同窓会Slackのテクニカルチャンネルへ感想や質問あげてください!
次はbubbleやGlide等を浅くさわってみたいと思います。