【170】祖母とボソボソ
昔、風を引いた時によくある
「なんか買ってくるか?」に対して
「コロコロコミック」といったのに
コミックボンボンが届くという事があったそうな。
忘れることはない残念な出来事だが
それによって、サイボーグクロちゃんに出会えたことで
私の人生は豊かになっている。※嘘
お盆だった。
私は引っ越しをして、身内とは比較的コンタクトを取りやすい状態になった。
だからといって積極的に顔を出す訳でもないのが不幸者。
近い人ほど、どう接していいか分からない。
近い人ほど、素直になれなかったりする。
直そうと思っても中々出来ないから
せめてお墓参りくらいは、、、
とコソコソ隠れながら小まめにお墓参りをしている。
今回も自分のタイミングで一人でお墓参り。
そんなにしっかりするわけじゃない。
ただ行って手を合わせて終わり。
ただ、その日はなんとなく
「祖母に顔をだそうかな」
と思い
「やっぱいいや、辞めよ」
と車をブーンと走らせる。
た後に
「誰しも、明日生きている保証はないよな」
と思って祖母宅へ
独居ではないが、その時は一人でいたようで
1対1で小一時間くらい話す。
1on1の良さは、普段聞けない話が聞けたり
普段言わないことを自分も話そうと思うこと。
「今の話は、おめーにしか言ってねーからな」
と。
本当か嘘かは分からないが、まぁ楽しかった。
小さい時から言われている事があった。
「誰かが出来るなら、お前に出来ない訳が無い」
「人よりやれ」
シンプルで1番重い言葉。
さぁ、自分なりに動こうか。
良い日だった。
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