【読み物】 ライフワークとしての創作〜モチベーションと時間との付き合い方〜②

■創作5ヵ年計画

個人的にぼんやりと構想していることに「創作5ヵ年計画」というものがあります。計画と言うか、その年ごとのテーマのようなものをぼんやりと掲げておりました。(厳密に年間目標として掲げていたというよりは、ざっくり5年越しでゴールを設定していた感じです。)

【1年目:2016年頃】仕上げる
絵を描くことが好き、手芸が好き、とは言え
私は「一つの作品を仕上げる」ことがすごく苦手です。

理由は色々あって、途中で思うようにいかず嫌になったり、かと思ったら別の何かに目移りしてしまったり…挫折ですね。

なので「趣味は絵を描くことです」と言ってもそこで示せる成果物が何もない、という。
それに気づいてからはどんな小さな落書きでも(いや、小さな落書きだからこそというのはある)

・下書き〜ペン入れ〜消しゴムかけをする
・日付とサインを入れる

を、するようにしました。
どんな形であれ「手持ちの作品が増える」ことで自信になっていく気がします。

現実ではこの頃、地元の同人イベントに参加したり、ちょこっとしたカットをネットにアップしたりしていました。題材は某刀やアイドル育成系のソシャゲ。

【2年目:2017年頃】続ける
完成させることとかけ合わせて、継続すること。
私にはどちらかと言うと「続けられるペースや形を模索すること」に近いです。

アナログが良いのかデジタルが良いのか…
紙は、ペンは、ツールは、色塗りは…などの環境も含めて。
現状アナログ人間で、中学時代からのお絵描きを大人になっても続けている感じに落ち着いています😅

現実では、同人イベントの楽しさを満喫しており名古屋や東京のイベントに参加していました。作品発表と言うよりは、交流のが多かったかも。

【3年目:2018年頃】形にする
本や、ペーパーなどの作品にすること。
ここにも試行錯誤。漫画を描いてみたり、月刊ペーパーを描いてみたり、旅行記を描いてみたり…
とにかく何らかの「コンテンツ」「パッケージ」にすることにこだわった年もありました。

分かったことは、自分の場合何でもやってみないと分からないことだらけで。
挫折したり、フェードアウトしてしまったり、例によってなんか嫌になってしまったり…
「自分に合ったスタイルを模索」をつくづく痛感しています。

現実ではこの年に転職して、生活サイクルがガラッと変わります。具体的にはサービス業から休養期間を経て事務職に。
仕事は大変ですがまとまったお休みが取れるようになり、少しずつ腰を据えて色んなことがやれるようになりました。
pixivでエッセイ漫画を連載したり、イベントやライブのイラストレポを描いたりし始めます。


【4年目:2019年頃〜現在】発表する
SNSにアップしたり、創作イベントに参加することをコンスタントにやって行きたいと思っていた矢先のコロナ禍突入。

現状、こうなったらいいなの構想が悉く崩れ落ちました(~_~;)
コロナ禍1年目はとにかく、今はぐっと耐え凌ごうと思うと同時に、この情勢を未来に見返せるように当時「柏ログ」という月間ペーパーをTwitterにアップしていました。
2年目になると、情勢の波間を見てですが少しずつ出かけたりするように。
ここに来てようやく、体験談を絵と文字でレポートにするスタイルが習慣化してきたと振り返ります。

【5】価値にする
自分の作品の価値を認識し、リリースを継続すること。
つまりは収益化で、個人的な最終目標でもあります。(利益云々は置いておいて)
自分の強みを認識して打ち出して行くこのなのかなと見て、具体的には
・本の発行
・ワークショップの開催
・対談
などの形でアウトプットして行けたらな〜と思っています。夢ではありますが。

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