感情整理回です
色々割愛の上、ようやく心が整理できたこと。
UNITEが終わった。
20数年ファンで居てここまで自分の感情と向き合ったことは無かったかも知れない。そんな9月と10月だった。
色々な意味で長かった。
緊急事態宣言の最中に発表された企画。
県外往来は無理、後日配信もあるので早々に見送った。
一方で、良くしてもらっている仲間の当選は自分のことのように喜んだし心満たされ幸せだった。
そして開催当日。
直前販売も相まってTwitterやInstagramには嬉々とした参加報告がタイムラインにひしめき合った。フォローしていなくとも拡散や他人のいいねから流れてくるのだ。
終演後には、何気に覗いたインスタストーリーにおもくそコラボ曲のネタバレを食らった。
蓋を開けたらこの人もこの人も。その情報量と熱量に混乱した。
我慢した自分がバカだと思えるほどだった。
自業自得の一言に尽きるのだが、配信開始までの期間はとにかくモヤモヤしていた。(そもそもチケットの倍率云々は置いておく)
厳重な対策とルールのもと、時間が経った今は「無事終了」に自分も「自粛」という形で一役買ったのだと思うことで心を救われた。
あの時の気持ちを表すとしたら
今後の音楽業界に対する希望と、どこかの誰かも分からない人へのストレートな感情への嫉妬。
2つの相反する感情が、自分の中でずっと並走していて、それが何らかの刺激で表面化していた。
どちらも正直な自分の気持ちなのだ。
早々に結論を下したところで、飲み込んだ筈の未練に心を染め上げられることは大いにある。
それを、どっち付かずだとか前言撤回だとか非難して自分を責めないようにしたい。
今後も似たような辛抱すべき機会は大いにあるだろう(と言うか既に次の有観客も決まっている)
その時は、自然な感情は受け入れることにする。但し、人に押し付けたり浴びせたりしてはならないという自戒とともに。
以上が考えた末の気づき。
今の自分にとっていちばんしっくり来る結論だ。
大袈裟かも知れないが、それだけ真剣に救われているんです音楽に。