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デュリュンッドュリュンッ

新しい洗顔料を買った。リードルショットの…針が入っている洗顔の…。

VT リードルS クレンザー

あとこれと一緒に売っていたのでマイルドリードルS 50(導入液)も買った。使っている。以前このシリーズでもう少し針が大量に入っているのをサンプルでもらって使ったことがあったのでわかるのだが今回買ったどちらもまったく痛みがなくスキンケアにともなう痛みの楽しみはない。なんかこういうのは気分転換ですね。でも悪くはない気がする…。


浅草橋のCASHIで展示《幽界通信》を観た。百頭たけしと本多周の二人展だ。これを書いた時点ではまだ展示中であと数日で終わる(11/22終了 水木金の平日3日残っている)。気になった方は行ってください。秋葉原からも行けます。

幽界通信 展示風景 正面と左の壁に本多のドローイング、
左上に天井からバナーで百頭の写真が下がっている

この正面の本多さんの絵がめちゃくちゃすごい。和室らしき場所の風景だが、和式の鏡台が画面のほとんどを占めて描かれ、鏡台の背後に襖が見えている構図。鏡台の鏡には対面にあると思われる光のさす障子ごしの窓、その上にエアコンの室内機が描かれて、祖母が身支度をしていた畳の部屋にいるのだな、とすぐに想起する。
こんなもの普通描けるか?すごすぎる…なんだこれ…。
で、ちょっと引いてみると鏡の中のエアコンがあるが、自分の世界にも上に大型の業務用エアコンがあるのが見えておもしろかったのとちょっと怖くなったので写真を撮った。写真を撮ることで余計怖くしてどうする。

一説によると、「幽界」とは生と死の間にある世界のことで、人が亡くなったのち、一時的に滞在する場所とされています。それに対して「霊界」とは、「幽界」を過ぎた先にある、死者たちが永遠に過ごす場所を指し、「霊界」の中には善霊がいる「天界」と悪霊がいる「地獄」という2つの場所が存在するとされています。

百頭・本多は、共に日本の郊外に存在する、ある種怪異的な要素を感じる風景を切り取る作家です。展覧会タイトル「幽界通信」は、彼らの作品が、まるで不定期に届く幽界からの便りを、絵画や写真という形に留め、我々に見せているように感じられることに由来しています。

 CASHIサイトから:http://cashi.jp/lang/ja/exhibition/3142.html

自分はもともと百頭たけしさんの郊外にあるごみが放置されているヤードを撮った写真群が好きすぎて、展示を心待ちにしていて行ったのだが、今回は台湾のヤードの写真も入ってきていてよかったな〜。なぜこんなにバラックとかヤードっぽい写真が良いんだろう。百頭たけしさんのZINEもギャラリーで売っていたので運良く買った。

しかし本多周さん初めて知った作家さんだけど本当にすごい絵を描いている。今回の展示ではなんとも言えない絶妙な日常の目の端にあるような風景画が多いのだが、ギャラリーにあったタブレット式のポートフォリオを見ているとけっこうポートレートとかも描いていて人物とか動物、キャラクター的なものの絵の存在感もすごい。何かに似ているというような言い方はよくないのだがあえて言えば石田徹也のような才能だ。

あと2019年にアマビエを描いている。これはどうしてなんだろう、予知なのか?


この前、けっこう大きな出来事があった。たまたま機会があって作家の佐野徹夜先生とTwitterのスペースでお話したことだ。

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