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ラケットのサイズ規格!!シェーク〜ペンホルダーまで全部🏓
卓球のラケットには、大きさに関するルールがありません。なので、どんなサイズでも OKです。
しかし、あまりに巨大なものだと操作できません。反対に小さすぎるものだと、ボールに当てるのがむずかしいです。
そんな訳で、やはり市販されている大きさものが妥当で、合理的ということですね。
今回は、販売されている卓球のラケットの、サイズ規格について解説させていただきます。
(1)ラケットのサイズ規格・ シェークハンド
シェークハンドラケットのサイズ規格について、解説させていただきます。
シェークハンドラケットとは、下図のようなラケットです。
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このサイズには、大きく分けて3つあります。
攻撃型用のレギュラーブレードサイズ、コンパクトブレードサイズ、そして守備型用のラージブレードサイズです。
ブレードサイズとは、下図のように、打球面の大きさを指します。グリップ(柄)の部分は含まれていません。
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それぞれ、大きさは次のようになっています。
▣レギュラーブレードサイズ:縦157× 横150mm
▣コンパクトサイズ:縦152×横150mm
▣ラージブレードサイズ:縦165× 横155mm
小学生のお子様など、体に対してラケットが大きい場合は、コンパクトサイズを選ぶといいです。小さいほうが軽く、振りやすいです。
ラージブレードサイズは、守備型の向けです。主に「カット」と呼ばれる打ち方で、下回転をかけて返球します。強い回転をかけられるよう、大きめです。
スイートスポット(ボールを打つのに最適の個所)は、レギュラーブレードに比べて小さいです。攻撃はやりにくいですが、守備技術には向いています。
市販されているラケットは、これらのサイズになります。
このように、卓球のシェークハンドのラケットには、3つのブレードサイズがあります。
(2)ラケットのサイズ規格・ ペンホルダー
ペンホルダーのサイズ規格は、以下の3つで異なります。
♦日本式ペンホルダー
♦中国式ペンホルダー
♦粒高守備用ペンホルダー
それぞれについて、解説させていただきます。
❶日本式ペンホルダー
日本式ペンホルダーとは、下図のようなラケットです。
ブレードサイズは、細長いもので縦165×横134mm前後です。
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ラバーは片面だけに貼り、バックハンドは手首を返して打ちます。
形が細長いことで、スイング時に遠心力がはたらきます。振り抜きやすく、台上の短いボールも打ちやすいです。
日本式ペンホルダーブレードの形には、一般的な「長方形型」の他に、角が少し丸く横幅も少し大きい「角丸型」や「ナスビ形」のものもあります。
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これらのブレードサイズは、縦144× 横140mm前後です。
このように、日本式ペンホルダーでは、ブレードサイズが細長いもので縦165× 横134mm、その他では144×140mm前後です。
❷中国式ペンホルダー
中国式ペンホルダーとは、ブレードが丸い形をしているのが特徴のラケットです。
ブレードサイズは、だいたい縦160× 横150mm前後のものが多いです。
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中国式と言うだけあって、主に中国の選手が使用しています。シェークハンドの柄を、短く切り落としたような形に近いラケットです。また、シェークのように、裏面にラバーを貼って打つことができます。
なので、ペンでもバック面を使いたい・面を返さないでバックハンドを打ちたい方が、このラケットを使っています。
このように、中国式ペンホルダーのブレードサイズでは、だいたい縦160×横150mm前後のものが多いです。
❸粒高守備用ペンホルダー
粒高守備用ペンホルダーとは、反転させてどちらの面でも打つことができるように、グリップの形状が工夫されたラケットのことです。
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ラバー表面の粒が高いものを、粒高ラバーといいます。これを使用し、守備を中心としたプレーをする選手が、このラケットを使用します。
ブレードサイズには、小さいもの大きいものがあります。前者は縦155×横150mm前後、後者は170×165mmなど様々です。
大きいもののほうが、ブロックをしやすいです。しかし、ボールのスピードが遅くなることや、回転の変化をつけにくいことがネックです。
小回りの効く小さめか、鉄壁のブロックができる大きめか、プレースタイルや好みによって分かれます。
このように、粒高守備用ペンホルダーには、小さいブレードサイズのものと、大きいものがあります。
♣まとめ
今回は、市販されている卓球のラケットの、サイズ規格について解説させていただきましたが、いかがだったでしょうか!?
ラケットのスタイルや形状によって、多少の違いはあるものの、概ね同じようなサイズ感で作られています。
次回は、リストバンドのルール!!衝撃…ナイキやアディダスはダメ❌を紹介させていただきたいと思います。