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初心者と中級者が、フォア打ちをする際に気をつけたいたった一つのこと🖐️

あなたは1日の卓球の練習を始める時に、どのメニューから始めますか!?

おそらく、多くの人はフォア打ちから始めるではないでしょうか!?

何気なく、このフォア打ちをテキトーにやってから、練習に入りますよね。

ですが、この最初のフォア打ちをしっかりと意識してできるかどうかが、結構重要なことだと気づきました。

たかがフォア打ち。されどフォア打ち。

今日は、初心者が気をつけるべきフォア打ちのポイントと、中級者がフォア打ちで忘れがちな点をお伝えしたいと思います。

(1)フォア打ちは、小さく動き                    ながら打つべし

フォア打ちでは、一球一球、小さく動きながらボールを打球するべきである。

なぜなら、卓球では常に自分のベストポジションで打てるようになることが理想であるからです。

たかがフォア打ちではあるが、動きながら打つことを意識できるかは非常に重要な点なのです。

特に、初心者の選手にとっては強く意識する事が重要である。

常に動きながら打つことには以下のようなメリットがあります。

ぜひ、参考にして下さい。

❶ベストポジションで打つ重要性を知り、          クセがつく

まず一つ目のメリットです。

フォア打ちを常に動きながら打つことによって、ベストポジションで打とうとする意識が芽生えます。

初心者の選手は、スイングの方向や、ラケットの角度、打球の強さなど、どうしても小手先に意識が向いてしまいがちだ。

それらは決して間違いではないし、むしろ一つずつチェックしていく必要があるポイントであります。

しかし、大切なことはそれだけではないのです。

ベストポジションで打てるかどうかが、実は一番重要なのです。

なぜなら、スイングの方向、ラケットの角度、打球の強さなどは、自分がベストポジションで打てたかどうかによって変わってきます。

簡単に言えば、初心者のスイングの方向などがおかしくなってしまうのは、自分のポジションで打てていないから、という可能性があるということなのです。

♦自分のポジションで打ててないから、               ラケット角度が出せない

♦自分のポジションで打ててないから、               打球の強さの調節ができない

このようなことが頻繁に起こるのです。

原因が、自分のポジションで打てていないことにあるのにも関わらず、ラケット角度や打球の強さの調節だけに意識が向いてしまうのは、あまり良いことではないのです。

しかしながら、常に自分のベストポジションで打つ訓練を日ごろから意識的に行っていれば、ミスしたときに考えるべき点が初心者でも分かってくるのです。

「今のはベストポジションで打てなかったからだ。どういったことを工夫すれば良いかな!?」

と自然に考えられるようになる。見当違いなことを考えずに済むのです。

そして、体も自然とベストポジションで打とうとする、良いクセができてくるはずです。

(2)常に動くことは、中級者に                   とっても非常に重要な課題である

さて、実はフォア打ちで常にベストポジションで打つ意識と言うのは、中級者にとっても非常に重要なことでなのです。

中級者は、案外このことを忘れがちになっています。

あなたは、手で届く範囲のボールを手だけで取りにいくという悪い癖ができてはいないでしょうか!?

練習でこのような意識でやってしまうと、本番でもどんどん悪い癖がついていきます。

たかがフォア打ちではあるが、このような小さな練習から改善していかないと、すぐに意識から抜けてしまいます。

練習の開始時にフォア打ちで始める選手が多いが、今一度基本に立ち返って練習してみるのもありだろう。

多くの中学生を全国に送り出した、田村明人氏も「フォアクロスの打ち合いを厳しくやる学校はつよい」という信念のもと指導をしたそうです。

手を伸ばせば届くような範囲のボールも、しっかりと動いて捉えるように指導しているとのことなのです。

やはり、下半身を常に動かしてボールを捉えやすい位置で打つと、常に安定したボールを打てるのです。

♣まとめ

いかがだったでしょうか!?

実際、フォア打ちを意識しながらやる選手と言うのは少ないのではないでしょうか。

今日の大事なポイントはたった一つ。

♦たとえ手の届く範囲のボールであっても、       常に動きながら打つ意識を持つべし

ということ。シンプル。

他の人が意識していないところでプラスアルファ頑張れば、差をつけることがきっとできるはずですね。

こういう小さいことの積み重ねが、必ず自分の卓球に良い形として帰ってくるはずです。

次回は、バックサーブの利便性と、バックサーブからの5つの戦術展開を紹介させていただきたいと思います。

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