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【粒高必見・その2】ブロックを安定させる5つのコツとは!?
(1)粒高のブロックとは!?
粒高でのブロックは、裏ソフトラバーでのブロックとは違います。裏ソフトラバーでは、極端に言うと当てるだけのブロックになりますが、粒高では上から下にボールを切るようにして打ち返します。
ドライブ性のボールに対して、上から下にラケットを振り下ろすので、ボールの回転も上から下になります。前回の粒高のプッシュは下回転を上回転に変化させていましたが、このように粒高ラバーを使うと、下回転を上回転に、上回転を下回転に変化させて打つことができます。
(2)粒高のブロックの打ち方
上回転ボールを下回転にして打ち返す粒高でのブロックですが、どのようにして打つのか打ち方を見てみましょう。
❶ボールが飛んでくる場所まで足を運ぶ
❷早い打点でラケットを上から下にスイング する
以上が、簡単ですが粒高でのブロックの打ち方になります。
(3)粒高のブロックを安定させるための5つ のコツとは!?
ここからはブロックを安定させるためのコツを見ていきましょう。粒高は扱い方が難しいですが、以下のような5つのコツを意識して卓球の練習すると、ミスも減り質の高いブロックが身につくはずです。
❶打つタイミングはバウンド直後か、頂点前 にする
1つ目のコツですが、粒でのブロックの打点はバウンド直後や頂点前など、なるべく早いタイミングで打つようにしましょう。そうすることで、回転もしっかりかかり 相手のドライブの威力を抑えることができ、ミスが減ります。
ブロックする際の打点が頂点後など遅いタイミングだと、相手のドライブの威力を抑えきれず、必ずと言っていいほど卓球台を飛び越えてオーバーミスするので注意しましょう。
〈チェック〉 ★ブロックのタイミングはなるべく早めにす るようにしましょう!!
❷ラケットの角度は90度
2つ目のコツですが、ブロックする際のラケットの角度は、なるべく90度くらいにして打つようにしましょう。90度にすることにより、相手のドライブをしっかり正面でとらえることができ、安定していきます。
ブロックをする際に、ラケットの角度が90度ではなく、上を向きすぎていると威力を押さえることができずオーバーミスしますし、下を向きすぎているとネットミスしてしまうので注意しましょう。
〈ラケット〉 ★ラケットは上を向けすぎたり、下を向けす ぎたりしないようにしましょう!!
➌ラケットを上から下に落とすようにスイン グする
3つ目のコツですが、粒でブロックする際のラケットのスイングは上から下に落とすようにスイングしましょう。上から下のように真下にスイングすることで、相手のドライブの威力を吸収するように捉えることができ、安定したブロックが打てます。
ブロックする際に上から下ではなく、少し前にスイングしてしまったりするとドライブに対して押してしまうことになるので、どうしても卓球台を飛び越えてオーバーミスが増えてしまいます。ブロックはなるべく上から下に落とすようにスイングすることを心掛けましょう。
〈チェック〉 ★力を抜いて上から下に振り下ろすようにし ましょう!!
❹必ず体の正面でブロックする
4つ目のコツですが、裏ソフトラバーでも同じでしたが、粒でのブロックでもなるべく体の正面でボールを捉えるようにしましょう。体の正面でボールを捉えることにより、しっかり回転をかけることができ、威力のあるドライブでも抑えることができます。
体の正面ではなく、体の左側でボールを捉えると手だけでブロックを打ちに行くことになります。そうすると、上手く回転をかけて抑えることができず、当てるだけになり必ずと言っていいほどオーバーミスしてしまいます。
〈チェック〉 ★手だけで体の横でブロックしにいかないよ うにしましょう!!
➎飛んでくるボールに合わせて足を運ぶ
5つ目のコツは、4つ目のコツにも直結することですが、なるべく飛んでくるボールに合わせて足を運ぶようにしてブロックをしましょう。飛んでくるボールをしっかり見極めて足を運ぶことで、体の正面でブロックができるようになります。
足が動かないと4つ目のコツの時と同じように、手だけで打ちに行くことになり、ドライブの威力に負けてオーバーミスしてしまいます。手を出す前に先に足を動かすことを心掛けましょう。そうすることで体の正面でボールを捉えることができます。
〈チェック〉 ★体の正面でブロックするために足を使うよ うにしましょう!!
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