実習での評価のポイントとプログラム立案① 注意障害
脳疾患の患者様によくみられる高次脳機能障害です。
実習先が回復期、急性期の病院だと、注意障害の患者様にはたくさんお会いすると思います。
注意障害(持続的)
【視点】
・適当な間隔で休憩をとるようにしているか
・適宜、声掛けをする
・器具の取扱い、火の消し忘れ、約束事の処理、信号の見落としなどないか
・ADLで困っていることやリスク管理
・注意・集中が持続できる作業は何か
・精神面(意欲など)
・作業は最後まで行えるか
・疲労度
・集中できる時間はどれくらいか
・集中しやすい時間帯はあるか
・どんな項目で作業時間が長いか、短いか
・どの感覚系が影響を受けているか
【評価】
・抹消(線分・星・文字)
・観察(人やものに反応しすぎていないか)
・好きなことをしているときとそうでないときの差
・情報収集 (ST、PTなど他職種)
・CRT (Continuous performance test)
【プログラム】
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