240725

おはようございます。




例の如く少しだけ最近の近況報告と自分の思いをば。



まずは、決まっていたことではあるが、就活は完全に終わった。
周りでおめでとうと言ってくれる人が多いことはシンプルにうれしいし、もともと僕が行くと決めた企業は僕が出す就活の話題の中では一切取り上げなかった企業だったので、意外と思われることが多いのも事実。
僕も既に内定者ブルーと言われるような期間もあった。本当にこの企業でいいのかな、と。でも、そこに対しては自分自身で考えるというよりかは、同じ企業の内定者の人たちと話す過程でその不安は幾分か減ったように感じる。僕は既に配属先(の系統)がおおよそ決まっているため、同じ部署の内定者も自分の興味が固まっている、かつそれが僕自身と似通っている人が多い。やはりそういう人たちと飲めばみんなノリが似ているんだなということを思うし、みな尖った人たち(いい意味で)なので話が面白い。だからこそ、丸くならずにいられるというのが僕にとってはとてもいい環境だなと感じたこと、そしてこの人たちと長きに渡ってかはわからないけれど、ある程度仕事を一緒にしていくこと、そういった未来が見えたことで前述の内定者ブルーといった部分に対するネガティブな気持ちは払しょくされつつある(とはいえもちろん不安は尽きないが)。

就活は本当に全然しなかった。ほんとにミニマムエフォートで就活したという感じがする。幾分か力を入れていた時期もあったけれど、やはり学業を捨ててまで、ということはなかった。むしろ、卒業できなかったらまずい、その思いが先行し過ぎていたし、3月、5月に学会を控えていた状況下で、研究の手を緩めるといったことも考えもしなかった。これについては、後悔はあまりないというか、限られた時間の中でやったことに対して、いくつかの内定先という結果を得られた、ということなので、納得している。むしろ、某有名企業最終面接で落ちたけど、そこで落としてくれてありがとう、といった感じである。その落ちを経験したからこそ、それまで思っていたこの業界本当に僕に向いているだろうか?ということを疑い始めたし、結局その業界にはいかないという選択をできたのも大きかったかもしれない。言い訳に過ぎないが、最終選考は相性だという話も、社会人の友人から聞いたので、そんなもんだろうといったところである。



就活の話題が終わったのもそうだが、相も変わらず研究は大変である。そうだ、少し話を戻すと、自分の大学の専攻である化学は一旦(一生?なのか?)捨てることにする。大学受験から好きになり、こうやって問題を解くのが楽しい、面白い、そこから学問分野自体に興味が繋がっているのか。実は、僕自身の気づきとして、最後の学術分野への関心というところに至らなかったというのが答えである。僕は化学の何が好きだったのか。僕なりの答えは問題を解くのが好きだった、受験問題をすらすら解けるようになるということに一番快感を覚えるのであった、というものである。正直、現時点ではそれを生涯の仕事として携わるほどの熱意を持つものではないなということだ。就活における面接を終え、最後自分自身の内定先の手札を比較している中で、お金とか、勤務地とか、そういったことを抜きにしても、化学系の選択肢はすぐに消えたということを想えば、あ、実は興味がそこまではなかったのかなと気づくに至る。そんな中でも研究はしないといけないので、モチベーションが続かないし、修士論文執筆にむけて一層研究スピードを上げていく必要があるということはだいぶ厳しい。とはいえ、修士論文発表まで半年(卒業を半年遅らせるという決断をしたのも一つ大きいかもしれないが)間、半年は経験上意外と短いものなので、大変ではあるけれどすぐに終わってしまう間を耐えしのげばいいのかなとも考えている。むしろ、いま僕にできることといえば、この3年弱くらいの中で自分で培ったノウハウを後輩にできる限り引継ぎ、どのようにすればよりいい研究ができるかを伝えていくということにあるのだろうなと思っている。そのことについては、やってみたいと心から思うことなので、自分なりにエネルギーを注ぎながら進めていきたい。


こうやって生きていると、なんだか最近の自分自身の生き方があまりにも自分勝手すぎるかもなということを思うかもしれない。仕事は、好きなものを選択、やることはやるけれど、以前よりはルーズになったし、だいぶえり好みして研究はするようにもなった。もうちょっとコミュニティに還元できるような動き方をしなければというのが最近考えた反省の一部であるが、とりあえず時間なのでこの辺にしておこう。



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