見出し画像

雑感~丸の内移転1カ月

丸の内に移転して早1カ月。

やはりここは人が集まる中心地であり、「人との距離」が近くなったと感じる。オフィス移転による色々な影響は勿論あるが、これが最も違いがあると思われる点である。

東京駅

神田淡路町も住むにはとても良い場所だったが、中心地とは言い難く、わざわざ出掛けて来訪する場所という感があった。丸の内界隈には、法律事務所も多数あり、この1カ月の間にもふらっと歩いて来てくれる同業者や友人達が沢山いた。まさに「ご近所さん」になったかのような感覚である。自分がこちら側に来ると、タクシーで数分程度でも、あちら側は少し遠い場所のように感じる。

逆からこれを言い替えると、「疎外感」ということになる。私は麹町時代が長いのだが、その意味で麹町でも同じような疎外感はあった。野暮な話だが、あ、麹町なんですねー、と大手事務所の一年目に言われるときの何だかモヤっとする感じ。いや、麹町も住むにはとても良い場所なのだが。

神田淡路町で事務所を開設したので、一般民事をやるんですねとも言われたこともある。そういうイメージがあることも否めない。丸の内側で仕事をしていると、そのように思ってしまう側の心境も少し理解できる気がする。だから移転したという単純な話でもないが、おそらくこのモヤモヤ感がこちら側への移転を後押ししたという面があるだろう。

弁護士会が見えます。周囲の建物よりは小さい?

これは実は考えていなかったのだが、裁判所や弁護士会が近くなった。日比谷公園を抜けて歩いて行くのにちょうど良い距離にある。これは良い気分転換になる。歩いて行けるというだけで心理的距離感が一気に縮まる。ただし、中目黒コートは除く。

依頼者との関係でも利便性はかなり高まった。オフィスの会議室の使用頻度は以前よりも増えた気がする。ただ、まだ誰も来ない日もあるので、もっと使ってもらって良いのにと思っている。

お店は全般に高いが、事務所が入っているビルの下や、国際ビルの下など、押さえておけば便利な良い店が結構ある。ただし、そういう店はいつも混んでいる。一般的なお店は高いので、ケータリングを利用してオフィス内で懇親会を開催するようになった。これは実は楽しい。ただし、片付けが大変である。

以上です。

Eメールでの連絡先: info@sparkle.legal


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?