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山の歴史を知る
九州でも人気の山。『くじゅう』、『久住』、『九重』のお話です。山行前についつい地形、地質を調べてしまいます。
因みに現在、天気予報とにらめっこです。
久住山(くじゅうさん)は大分県玖珠郡九重町と竹田市久住町の境界に位置する山々の総称。
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(標高1,791m)
一般的には火山群や周辺地域全体を指すときはくじゅう連山(九重連山)。国土地理院の火山土地条件図では「くじゅう連山」とひらがな表記になっています。
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わかっています。
百名山の一つに数えられ、一帯は阿蘇くじゅう国定公園に指定されています。山麓には古く旧竹田領側に九重山白水寺(法華院)、旧肥後領側に久住山猪鹿寺の2つの寺院が開かれ、山号を基にした表記がそれぞれの地域に結びつくことになり、九重町では「九重山」、久住町では「久住山」の表記が用いられるようになっています。現在も法華院温泉がありますが、湯治場、山岳宗教の修行の場であったことが想像されますね。
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くじゅう連山?ひらがな表示?
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山の統一的な名称については紆余曲折ありましたが、旧直入郡久住町と玖珠郡九重町との合意で、黒岳、大船山、平治岳、三俣山、稲星山、久住山等の山々の総称をひらがな表記で「くじゅう連山」とすることになったのです。これにより「阿蘇国立公園」にこの地域を加えて改名するにあたり名称を「阿蘇くじゅう国立公園」とすることになっています。また、坊ガツルはラムサール条約に登録された湿原です。
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この山間部にできる湿原は、火山ならではの現象で、火山湖からの成り立ちと言われています。ある意味、海や川沿いの湿原より奇跡的な生い立ちではないでしょうか。
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今週、天気が良くならないかな~。
くじゅうは、晴れの日に登るのが一番。
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