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移住ネタ:ぼくの事例ですが・・
*2020/11/28作成
今日も鴨川は、午前中のうちに洗濯物が乾くくらいのいい天気でして。
でも、こんな日も今年最後かもしれませんねえ。
最近、移住した人、検討してる人の様子をテレビでよく見かけるので。
話のネタになればという感じで、移住についてお気楽に書いてみます。
あくまで、ぼく個人の場合の話なので、ご留意を。
① 移住していいこと
・直売所で新鮮・旬な食材を買える
・イキイキした食材を料理できる
・部屋から田舎の景色を見ながら食事できる、読書、お茶ができる
・自然の近くにいるだけでうれしい
・自分の好きなときに、自然を感じながらドライブや散歩ができる(釣り、ハイキング、サイクリング、サーフィンなども?)
・人との距離が安全で近い
→ 田舎道では、すれ違うときには基本あいさつ
→ 犯罪や893的な人たちが少ない
→ 郵便局やヤマトの人たちが(都会より)やさしい
② 移住して困ること
・ぼくの場合限定かもですが、困るかも?と思ってたことでも、実際に来てみると、ほとんど困らない
・それは、田舎暮らしをして、自分の価値観や感覚、行動パターンが変わるので。例えば・・
→ おカネはたくさんは要らない、経済的自立に必要な分だけでいい、とか
→ それよりも心身の健康が大事、とか
→ 一流レストランがなくても、地元野菜の自分料理で大満足、とか
→ お酒、炭水化物、揚げ物、加工・冷凍・即席食品は食べなくなる、とか
・ぼくの周りの30代主婦たちは、鴨川ではブルーチーズが買えない、と嘆いてましたが・・
③ 鴨川の日常生活
・鴨川の場合、東京23区の1/3くらいの面積に、3万人しか住んでいないけれど(東京23区は900万人)
・基本的には、すべての業種についてチェーン店あり
→ 吉野家とかヨドバシとかの一番手はいないけど・・
・ スーパーだと、イオン、ベイシア(千葉県チェーン)、オドヤ(南房総チェーン)、わくわく広場(直売所)あり
・車社会なので、基本、仕事帰りにフラッと飲み、というのはナシ
→ 飲む人は、代行サービスを使いこなしてます
・田舎の夜は、暗くなると、パッタリ人がいなくなる
→ 風俗方面はキャバクラまでがせいぜい
④ 移住先、移住プラン
・都会まで複数の交通手段があると安心(電車とか高速バスとか)
→ トンネルが少なくて車窓が美しいと、移動時間も楽しくなります
・特急が停まる駅であることは大事
→ 特急とローカル線との乗り継ぎは考慮されてる場合が多いけれど、田舎の時刻表=「1時間に1本」をナメてはいけない
・家から最寄り駅まで、車を使わないですむなら、尚良
→ ただし、駅前・駅近くに数日停められるなら問題なし
・「半島」とは、「半分は陸続きだけど、半分は島」という意味で、ぼく的には「陸続きになった島」というイメージです
→ 半島の先に行くほど人は少なくて寂れていて、でも「島」感は増えていって、海に広々囲まれて自然豊か
・移住の第一歩目は別荘購入、という手もあり
→ その場合は売りやすい物件がベター
⑤ 不動産の売却
・できることならば、現物件を売ったおカネで移住先物件を買うのではなく
・売りも買いもそれぞれ独立して意思決定ができる、(移住先物件の)先買い + (現在住居の)後売り、が望ましい
→ 田舎のリゾート物件では、ローン利用するケースは少ない模様
・都会の不動産売却については、専任媒介で窓口となる不動産会社を1社に絞った方が効率的
→ その場合、不動産会社の選定は大事なので、じっくり手間をかける
→ 担当営業マンとは、価格戦略やWebでの集客状況などについて、密に本音で意志疎通し、彼らのアドバイスに従う
→ 物件の内見時には、荷物を全て運び出して、(特に水回りを)ピカピカに掃除すべし
・なお、田舎の不動産さんは人手が足りないので、一般媒介が基本
⑥ 購入物件がマンションである場合の確認条件
・駐車場がマンションに十分あるか、近いこと
→ 連休時の駐車スペースの空き状況と、その対策もチェック
・定住者の割合(リゾート地の場合)
→ 部屋の上下左右の定住者の有無
・管理組合の運営状況
→ 高齢化が行き過ぎていないか?ゴースト化していないか?
・管理人さんの勤務時間帯、人のよさ
・管理費の過不足度合い
→ 部屋が広すぎると、管理費負担も↑(鴨川だと、75平米のマンションで5万円くらい)
・温泉、大浴場の有無
→ あると、毎日癒されます♪
→それに、大事な社交場
⑦ 生活
・医療・介護施設の充実度合い
→ 総合病院と歯科、内科のアクセス
→ 最近はコロナの影響で、(医療関係者向けの)精神科が混んでらしいです
・仕事の求人状況
→ 鴨川では、コロナ禍後でも求人あり
→ ホテル・介護関係多し、最低賃金レベル
・田舎の生活圏
→ ハローワークや年金事務所などの行政機関や仕事、飲み会の範囲として、木更津から館山まで、房総半島の南半分
→ 車で1時間程度はザラ
・車の代行サービスの利用は、ビジネスマンとして必須スキル
・鴨川では観光地を含め、基本どこでも駐車場は無料(除く、鴨川シーワールドと亀田病院)
⑧気持ち的な話
・移住というのは、結婚とか就職とかと同じレベルで、生活の前提条件を変えていくこと
→既存の考えの延長線上では、なかなか移住という劇的な決断はできない
・病気とか、ビジネスの継続ができないとか、一見、しんどい出来事が、実は強制的にこれまでの前提条件を捨てさせるものであったりする
→つまりは、劇的な意思決定をするチャンス、神様からお導き、と捉えることもできる
・どんなにがんばってもリスクは必ず残るもの
→「最悪の事態になっても自分たちは耐えられるか?」というシナリオ想定と覚悟がキモ
→ロジックでは決断できないので、直感やインスピレーションといった「あいまい」な確信があれば、よし
・・と、長々と書きましたが。
そもそも移住については、移住しない、検討すらしない、という判断もアリなので。
どこかの興味のある人のお役に立てばよいかなあ、という感じです。
ぼくの場合は、「移住は大満足」という結論でしたが。
確かにぼくの場合は、独り身だとか、否応なく決断のタイミングが来たとか、固有の条件はあったのですが。
それは、ぼくだから満足できたのか?
移住の意志が強かったから満足できたのか?
それは移住を考えてる人の捉え方次第、やってみなきゃ分からない、というのがホントのところだと思います。
ぐっら~っく♪
<見出し画像につき>
記事のタイトルとは関係ないですが。
冒頭に、「鴨川は、午前中のうちに洗濯物が乾くくらいのいい天気」と書いてしまったので・・。