温泉、ときどき露天風呂、たまに月見風呂

*2020/2/11作成

ぼくの住んでる鴨川のリゾート・マンションは、昔、昭和天皇が泊まった由緒ある旅館の跡地にあるからか。
毎晩使える1階の大浴場(でもこぢんまり)のお湯は、温泉のかけ流しなのです。

で、虫の入ってこない冬の時期、他に人がいなければ。
ぼくは風呂場の窓を開けて、露天風呂にしちゃいます。
冬の露天風呂で、頭は冷めたままお風呂に入ったり出たりするのが大好きなので。
うちのマンションは全体の1割の10世帯くらいしか定住していないので、「露天風呂」は2回に1回くらいの確率でできるのね。

で、さらにこれが天気がよくて満月の夜。
しかも月がちょうどいい高さに昇り始めた時間と、ぼくの帰宅時間がドンピシャだと。
露天風呂ついでに月見風呂もできちゃう。

ガラス窓越しではなくて、直接見えるお月さんが、はっきりした輪郭でこうこうと明るくて。
お風呂の湯気で、月の周りに白くてキレイな丸い傘を作る様が、とてもいい感じでした。

よくよく考えると、きっとこういうのは年に数回。
ぼくにもコントロールできない、たくさんの条件がかみ合ったときにしか体験できないことだと気がついて。
これは、神様からの、「うまく行っているサイン」だと思ったので。
改めて神様に感謝することにしました。

春の季節に鴨川に来てくれる予定のみなさまにおかれましては、乞うご期待、であります。

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