「負けヒロイン」が面白すぎる！（アニメの話です）
＊ネタバレあり、というか観た人向けの記事です
この夏に放送してるTVアニメで、「負けヒロインが多すぎる！」というのがありまして。
ぼく的には、「推しの子」と同じくらい面白い、と思って観てるんですが。
現時点で9話まで観たところで。
以下に、箇条書きで、ぼくが面白いと思ったところを書いていきますね。
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「ヒロインが3人、フラれたところから・・というのは初めてのパターンでは？」
→ ラブコメって、ゴールインするまでをいかに盛り上げて、いかに長く引っ張るかのお話だと思ってますが
→ 失恋した後のヒロインから描写していくことで、より彼女たちに引き込まれてしまう
「ヒロインの声の響き／残響感がすごい独特」
→ 特に、檸檬ちゃん（ヒロイン）って活発なキャラなのに、あのやさしく耳の奥をなでるような声のアンバランスさが面白いなと
→ 「リコリスリコイル」のたきな役、「無職転生」のナナホシ役でもある若山詩音さん、声フェチとして大好きです
→ 八奈見さん（ヒロイン）の力の抜けた、天然ボケな感じとか
→ 小毬ちゃん（ヒロイン）のどもりながらも、イキイキと温水くん（主人公）をいじる感じとか、全体的に声の感じが独特で、強く印象が残るかなと
「笑いの質が、慣れてくると個性的、しょうもないけどシュール・・に思えてくる」
→ 八奈見さんが「4K」でスゴイと思ってたら、その恋敵の姫宮華恋ちゃんが「光属性」で「8K」だ・・とか
→ その八奈見さん、OP曲のしょっぱなで、渡り廊下的なところで飛び跳ねてるのが意味不明とか
→ 男女5人で遊びに行くのに気合を入れてオシャレしてきた八奈見さんが、行先が地味な「地下資源館」だったので地団駄踏んでたら、実は自分も含めて全員楽しんでた・・とか
→ 檸檬ちゃんの恋敵でまじめそうな朝雲さんが、GPSを使って彼氏を追跡している様が間抜けだとか
→ 八奈見さんの笑いのセンスが、天然ボケててズレててカッコいいとか
「失恋した後のヒロインたちの行動・心情の説明が腑に落ちる」
→ 「小毬ちゃんの文化祭の展示はラブレターだ」と八奈見さんに言われると、見てる側としては「？？」と思って意識を集中してしまう
→ 結果的にはくっついてしまった先輩2人と自分の「3人の輪」が壊れても仕方ない、という覚悟で、小毬ちゃんは先輩（♂）に告白した
→ その「輪」は、ぼっちだった自分を受け入れてくれた大事な居場所だったのに・・
→ 女の子だから、次に進むために吐き出したのだ・・と八奈見さんの解説
→ この小鞠ちゃんがどもりながら、先輩たちへの想いを、温水くんに訥々と一生懸命にしゃべるシーンがかわいい
「無名のモブキャラがなんらか動作してるシーンが、時折入る」
→ 例えば、自動販売機でジュースを買う男子生徒とか、校庭の掃除をしてる女子生徒二人とか
→ キャラクターデザインを起こすとかやってるのかな？結構、手間なのでは？
→ このアニメの個性というか特別感を盛り上げてるように思えます
「意味不明な要素があると、注意が引きつけられる」
→ 保健の小抜先生って、なぜ温水君の行動をマークしてるのか？
→ 生徒会の志喜屋先輩って、テンション低くて一見不気味なのはなぜ？とか
→ 女子の制服のリボンが4つあるって、改めて、変だよね？
「豊橋とかその周辺の街の描写が、結構多くて細かい」
→ 行ったことないけど親近感わく
→ 本屋とかファミレスとか道の駅とか・・かなりリアルなのでは？手間かかってそう
「やたら髪の毛が膨らんで横に長い、ヒロインたちの顔」
→ これも、最近のアニメではかなり個性的な気がする
→ キャラクター原案：「いみぎむる」さんは、「この美術部には問題がある!」の漫画家、「リコリスリコイル」のキャラデだもんね～
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・・ということで。
ぼくが思うこの作品の魅力を一言で表すと、「個性的なところ」かなあと。
ストーリーも、キャラデも、声の演技も、笑いのセンスも、モブキャラの使い方も・・。
最近の面白いと言われるアニメって。
例えば、「リコリコ」も、「ガールズバンドクライ」も、「推しの子」も、「ぼっちざろっく」もそうだと思うのだけれども。
既存のパターンの踏襲や横展開ではなくて、新しいモノ・レベルに挑戦しているものが多い、と思ってまして。
ビジネスという制約の中で、そんな新しい境地を追求しているクリエイターの方々には、尊敬と応援の念を抱くばかりです。
・・ということで、またいつか、アニメ談義をいたしましょう。
＜見出し画像につき＞
ED曲は3人のヒロインの持ち回りになっていて、第9話は小鞠ちゃん／若山詩音さんが歌ってます。
見出し画像は、その1シーン。
ぼくはよく知らないけど、YUIって人のカバーで「feel my soul」という曲らしい。
小鞠ちゃん、陰キャだけれども、素材としては一番かわいいのでは？と思ってます。
＜ご参考＞
その他アニメ等についても、記事、書いてます。↓
＊＊当方、営利目的ではなく、プロモーションのお役に立てると思い本記事を作成しておりますが。
著作権等で問題があれば、すみません。即座に対応いたします。