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デジタル庁のダッシュボードデザインガイドがとても良い

5月にデジタル庁が「ダッシュボードデザインの実践ガイドブックとチャート・コンポーネントライブラリ(ベータ版)」を公開しました。

ダッシュボードデザインの実践ガイドブックとチャート・コンポーネントライブラリ(ベータ版)|デジタル庁 (digital.go.jp)

これがとても良い内容です。公開の目的を引用します。

デジタル庁は、データと根拠に基づいた政策判断・効果の可視化を日本政府内で推進を先導する役割を担っています。その役割の一端を担い、行政や公共機関、民間企業などに従事する方が、わかりやすいダッシュボードを効率的に開発できるように、実践ガイドブック等を提供しています。データをわかりやすく可視化できるようにすることで、多くの関係者間で正しい共通認識を持ち、意思決定の質を向上させ、より良い行動に繋げられるようになることを目的にしています。

実践ガイドブックは、デジタル庁で実践してきた政策データダッシュボードの作成時の知見に加え、行政職員や民間有識者のダッシュボードやデータ可視化に関する意見を反映したものを整理し、体系化したものです。

行政や公共機関の職員、民間事業者、個人を問わず、データを活用しサービスを推進したいが、適切なデータ活用方法に迷われている全ての方を対象にしています。

デジタル庁

要件整理から始まって、ビジュアル表現の考え方・注意点や色使い等アクセシビリティへの配慮、実際に使えるPower BIテンプレートもダウンロードできます。

Power BIでレポートやダッシュボード作ろうかと思っている方・もしくは作ったけど、我ながらどうもイマイチだなと感じている方は、一度ご覧になってみると良いと思います。

Power BIの知識というと、どうもDAXとか凝ったビジュアルとか、何と言うかややテック寄りのノウハウが先行しがちな印象があります。が、こういう全体を俯瞰した感じのガイドも、たいへん参考になりますね。

今回は以上です。
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