Excel Office Scriptsを簡単に書く方法
ExcelのOffice Scriptsですが、正直あんまり広まってないですよね。
GoogleスプレッドシートにとってのGASにあたるものですが、Excel目線で言うと機能的にVBAと被ってるので、わざわざ覚える理由が見出しにくい。
また、ようやくデスクトップ版でも使えるようになりましたが、当初はWeb版Excelのみだった・・・、というのもあって、認知度低いかなという印象です。
Excelファイルと独立してコードを管理できる・Power Automateで呼び出せるし、値の受け渡しが出来る・よってPCがなくてもクラウド連携できてトリガー実行してくれる、と良いところは色々あります。
なので、もっと気軽に使ってほしいです。Office Scriptsの文法は、きっちり習わなくても、なんとなくの雰囲気で大丈夫だと思います。
今回は、なるべくお手軽なやり方を紹介します。
まず操作の記録は、自動化タブから 「操作を記録」 でやりたい操作を実際に行います。マクロの記録とほぼ同じです。
出来上がったコードをChatGPTに貼り付けて、Power Automateから値を渡す箇所を変数にして、と頼みます。
すると、答えが返ってきました。
getActiveWorksheetの部分が気になったので、追加で変えてもらいました。
出来上がったら、これをExcelのコードウィンドウにコピーして、スクリプトを保存します。(いちおう実行テストはしてください)
保存したスクリプトをPower Automateから呼び出します。スクリプトの保存場所がSharePointであれば「SharePointライブラリからスクリプトを実行する」、OneDriveであれば「スクリプトの実行」アクションを使います。
という感じで、自分でコードは一行も書かずに済ますことが出来ます。心理的ハードルは多少低くなるのではないかと。
今回は以上です。
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