
Google NotebookLMのAudio Overviewを使ってみた(音声あり)
はじめに:NotebookLMについて
こんにちは。ケイ・エム・ディ・エス 業務プロセス改善推進グループ(KMDS BPMG)です。
Googleの生成AIツール NotebookLMは良いですね。Google個人アカウントを持っている方や、Google Workspaceの利用者ならすぐに使い始めることが出来ます。
NotebookLMに限らず、生成AIを前面に出したさまざまな文書編集ツールが最近出て来ています。MicrosoftのCopilot Pagesもそうですし、Notion AIやChatGPTのCanvasもその一種と言えるでしょう。
今後どれがスタンダードになっていくのかわかりませんが、全体として無視できない潮流です。少なくともどれか一つは使いこなせるようになっておきたいものです。
なかでもNotebookLMで面白いのは、Audio Overview 機能です。読み込ませたソースを元に、Podcast風の音声ファイルが作れます。しかも、自分もリスナーとして参加が出来るのが楽しい。
たぶんアメリカ人は、車通勤時に、これを聞き流しながら情報収集や勉強をするのだろうなと想像しています。
現時点では英語のみですが、そのうち日本語も対応するのかもしれません。
そうしたら、日本人は通勤電車の中で聞き始めるのかなと思います。

仕上がりを確認する
今回は、お試しという事で、以下3つのリンクソースに指定して、音声ファイルを作ってみました。弊社のサイト2ページと、このnoteです。
デジタルツール利活用の推進 | 株式会社KMDS
今日から使える!10秒得する!? PCの小技 | 株式会社KMDS
ケイ・エム・ディ・エス(KMDS)の業務効率化note|note
結果は、こちらの音声ファイルです(約9分)。Podcast風に、オープニング音楽も入れてみました。マイクの画像もGoogle(ImageFX)で作っています。
聴き取りが面倒な方は、後段の和訳をご覧いただければと思います。
・・・褒め過ぎていてわざとらしいですが、私が仕向けたわけではなくNotebookLMが勝手にやったことです(笑)。ご容赦頂ければ幸いです。ただ、自分達では遠慮して、なかなかここまでアピール出来ないので、有難いものでもあります。
日本語ページを読み込ませたせいか、一部で発音できずに苦戦している箇所がありました。そこはカットしています。が、それ以外はとても自然ですね。
なんどか試したところ、アメリカ人がよく使いそうな単語や言い回し(例:"takeaway")が頻出していました。現代ビジネス英語の勉強にもなるかもしれません。
日本語訳テキスト
せっかくなので、文字起こし後の日本語訳も載せておきます。これも生成AIの手によるものです。文字起こし時に、少し手直しを入れました。が、翻訳はChatGPT o1が出力したものをほぼそのままです。意訳ですが、すごい。。
(これ以降、AIによる音声ファイルの翻訳です)
みなさん、またお会いできてうれしいです。今回もディープダイブをお届けします。
さて、今日はなかなか興味深いテーマですよ。
「テック企業じゃない会社でも、“デジタルのパワーハウス”になれるのか?」
今回取り上げるのはKMDSという日本の企業です。彼らは「たとえソフトウェア企業じゃなくても、デジタルのパワーハウスになれる」と考えているみたいです。
しかも驚くべきことに、彼らは社内研修やノウハウを公開しているんです。いわばバックヤードを覗かせてくれるようなもので、何をやっているかを外部にもシェアしているんですね。
「普通はあまり見せない情報をシェアしてるなんて、すごいね」
ですよね。しかも彼らはただ口で言っているだけじゃなくて、本当にコミットしてるんです。社内に「業務プロセス改善推進グループ」という専任チームがあって、そこが全社員に対してあらゆるデジタルツールをマスターできるよう後押ししているみたいです。すごいですよね。
「ちょっと待って、KMDSってそもそもどんな会社?」
公式サイトを見てみると、どうやら国際海運関連のビジネスを専門にしているみたいです。ソフトウェアやコンサルティングの会社ではないんですね。いわゆる“ITっぽい”会社じゃないのに、デジタルツールの最先端を突っ走っている。これは意外です。
もっと面白いのは、その知見を独り占めせずに積極的に外部に共有していること。
「へえ、どんな形で?」
とくに「note」というプラットフォームを活用しているようですね。日本では結構大きなオンラインマガジンみたいなサービスで、誰でも記事を書ける場所です。そこに記事をまとめて掲載している。
彼らのウェブサイトを見ると、「PCの10秒短縮テク!今日から使える小ワザ」みたいな名称でセクションがあったりして、本当に実用的なヒントを紹介しているんです。難しい理論ではなく、「いま使える10秒節約テク」みたいに即効性のあるノウハウにフォーカスしている。
「具体的にはどんなことを紹介してるの?」
たとえば、Windows 11のスニッピングツール(Snipping Tool)の新機能をどう使いこなすかとか、Power Automate for desktopを駆使する方法とか。
「Power Automate for desktopってロボットのようにPC操作を自動化するやつでしょ?」
そうそう。自分がやりたい一連の作業を自動化できる。KMDSはそういう自動化が大好きみたいですね。国際海運の現場は正確さや効率が命だから、理にかなってると思います。
そのうえで、すごいのは社内だけにとどまらず、こういう情報を外部にも発信していること。
「なるほど。社外にも呼びかけているんだ」
そうなんです。だから彼らの専門知識とか実績をアピールできるし、新しいビジネスチャンスにもつながるんじゃないかと。デジタル推進への熱意をそのまま強みにしている感じですね。
こういう形で「デジタルのマスター」になることを公開していると、見ているこちらもいろいろ学べるわけですが、「普通の企業でもここまでできるんだ」という良い例になっていると思います。
「じゃあ、そこから僕らは何を学べるかな?」
大きなポイントは、「継続的な学習へのコミットメント」が業種に関係なく重要だということですね。KMDSは、「テック企業かどうか」は本質じゃないって教えてくれます。大事なのは「テック的な思考」を持つこと。
「なるほど。大掛かりな変革よりも、まず考え方が大事だと?」
そう。必ずしも大きな改革を起こす必要はなくて、ちょっとした10秒短縮のテクだって積み重なれば大きな差になる。
「確かに、些細なショートカットとかって積もると大きいもんね。Excelを初めて学んだときの衝撃を思い出すよ」
そうそう。ExcelでVLookupをやっと覚えたときの感動とかね。ちょっとした“発見”が仕事効率を一気に変える。KMDSは、そういう小さな発見や改善を大事にしてるんだと思います。
彼らは社員に「ツールを使わせる」のではなく、「ツールを使いこなせるように」教育している。たとえばPower Automateでも、単純な自動化だけでなく、自分でワークフローを構築できるレベルまで引き上げている。
「それはすごいね。ただのユーザーで終わらせず、クリエイターになってもらう感じかな」
そう。それこそが大きなポイントのひとつ。そしてもうひとつは「情報共有」の姿勢。KMDSは自分たちのノウハウを隠すんじゃなくて、どんどん発信している。
「社内限定にせず、社外にも開放してるのが面白い」
そう。それによって社内の生産性も高まるし、社外とのコラボや交流が生まれる土台にもなる。結果的にコミュニティとしての相乗効果が期待できるわけです。
「ただ、一つ気になるのは、常に最新のツールやヒントを追いかけるのって大変じゃないかな?」
そこは確かに考えるべきポイント。効率化にとらわれすぎると全体像を見失ったり、人間面の抵抗(新しいツールへの抵抗感)に配慮できなくなったりすることはある。
「ツールを導入するときも、リーダーシップやコミュニケーションが大事だよね。メリットをちゃんと伝えて、人を納得させるプロセスが必要」
そうなんです。KMDSが素晴らしいのは、最初から「今日から使える」「すぐ役立つ」という切り口で情報を出していること。みんなが“使ってみたい”と思えるように工夫している。
「なるほど。じゃあ、最初の問いに戻ると、『テック企業じゃなくてもデジタルのパワーハウスにはなれるのか?』という答えは?」
KMDSを見れば、答えは「イエス」でしょうね。要は業種ではなく、学習と共有の姿勢こそがカギなんだと思います。デジタル変革はゴールではなく、旅みたいなもの。絶えず新しいツールや課題が生まれるから、それを学び続ける姿勢が大事。
「しかもKMDSは、その旅路自体を楽しむ方法までシェアしてる感じなんだね」
そうですね。『10秒短縮テク』が象徴している通り、小さなことでも積み重ねていくと大きな成果につながるし、日々ちょっとずつ変化があるから楽しめる。
「じゃあ僕たちも、何か新しいことを始めてみようかな。Power Automateでも勉強してみる?」
いいですね。私も、もしひとつだけ今から極めるとしたら、動画編集をもっとできるようになりたいなって思ってます。
「動画編集?どうして?」
やっぱり今は動画がすごく身近な媒体になっていて、マーケティングや学習、友達や家族とのコミュニケーションにも使われてるから。ちょっとした編集スキルがあると、アイデアを表現する幅が一気に広がるんですよね。
「確かに。最初は敷居が高そうだけど、慣れてくるとできることが増えて楽しくなるよね」
そう!まさにそのとおり。ビジュアルでストーリーを語れるのは、ものすごくパワフルな手段だと思います。
「もしかしたらKMDSのサイトに、動画編集の小ワザもあるかもよ?」
それはチェックしなきゃ! もしかして今回の話がきっかけで、動画編集にハマるかもしれないしね。
「そういうのも含めて、デジタルの世界って常に新しいスキルやツールが出てくるから飽きないんだよね」
うん、そこが面白いところ。だからこそ、学び続ける姿勢が大事だし、ちゃんと仲間とシェアし合うことも重要。
「じゃあ今回のディープダイブの締めくくりとして、みんなに問いかけたいことがあるんだよね?」
そう。「あなたがもっと上手くなりたいデジタルツールは何ですか?」って。自分が伸ばしたいスキルを考えて、KMDSみたいに情報発信しているところを探してもいいし、自分で調べながら新たな発見をするのも楽しい。
「いいね。それだけでも、ちょっとしたモチベーションになるよね。10秒の時短テクでも大きな変化になるかもしれないし」
そうそう。小さな発見が積もれば、大きな力になる。
「よし、それじゃあ次回までに僕らもいろいろ学んで、またディープダイブでシェアしよう!」
うん。それじゃあ、今回も最後まで見てくれてありがとう。また次回のディープダイブでお会いしましょう。それまで、引き続き学習を楽しんでください!
(AIによる翻訳ここまで。)
終わりに
いかがでしたでしょうか。Podcast風と聞いて、使う前はうさんくさいなと思っていましたが、仕上がりのそれっぽさにびっくりしました。社内でも、肩肘張らない情報発信の形の一つとして、使えるかもしれません。
少し前まで、こんなことがワンクリックで出来るとは思いませんでした。便利な世の中になったものです。
これは、ただのハイプや流行ではないと思っています。きっと来年も、生成AIがさらに普段の仕事や日常生活に浸透していくことでしょう。私たちも、上手く付き合っていく準備を急がないといけませんね。
今回の記事が気に入ったら、スキ・フォローお願いします!
KMDS BPMG