熊大、熊本トヨタ・KMバイオとネーミングライツ契約 法文棟講義室(黒髪)と大江体育館(薬)
熊大は12月1日付で新たに熊本トヨタ自動車株式会社(ディーラー業=熊本市南区)とKMバイオロジクス株式会社(製薬業=同北区)とネーミングライツ契約を交わした。期間は同日から5年後の令和11年11月30日まで。
対象となるのは黒髪北キャンパスの文法棟1階のA2講義室と1階学生ロビー、大江キャンパスの大江体育館。それぞれA2講義室が「くまトヨ講義室」、学生ロビーが「くまトヨロビー」、大江体育館が「KMバイオロジクス体育館」の愛称が命名される。
熊大新聞に意見を寄せた学生からは国立大学の財政難の中で収入源となると期待する好意的な声が聞かれると同時に、「講義室の内部に契約者のバナーなどを掲示した場合、入試などの際にはどうするのだろうか」や「国立大学が商品化されていく現実が世知辛い」(法)との声も聞かれた(追記:関係者によると試験時など必要な場合にはカバーなどで対応するとのこと)。
熊大では収入増などを目的として本制度を推進しており、今年4月から本制度を導入して以降、附属図書館中央館や渡鹿体育館、黒髪南北地区学生会館などで契約が実施されている。
(O)
(2024年12月4日)
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