【ブルーベリー農家が解説】ブルーベリの効果や魅力とデメリット
ブルーベリーって体にいいって効くけど、ホントのところはどうなの?
ブルーベリーの魅力って何?
ブルーベリーはスーパーフードといわれたりします。
よく知られているのが「目に良い」ということ。
他にも身体に良い効果があるのか
実は悪い点もあるんじゃないかと思って調べてみました。
僕は非農家→ブルーベリー兼業農家になりました。
今はブルーベリー食べ比べ観光農園をオープンを運営してます。
ブルーベリーは普通の育て方でなく、ブルーベリー養液栽培で育てており
市場に出回りにくい、大粒でブルーベリー本来の味を楽しめるブルーベリーを生産してます。
ブルーベリーの効果は色々ある
代表的なブルーベリーの効果は「目に効く」
抗酸化作用をもつアントシアニンも有名です。
他にもブルーベリーは栄養が豊富。
抗炎症作用、肺機能改善作用、心臓発作リスク軽減作用、成人病予防などもあるといわれており、海外の論文にもブルーベリーの効果が研究されていたりもします。
こちらの記事を読むと、ブルーベリーってすごいなって思います。
しかも、本来のブルーベリーって風味も良くて、品種によっては甘かったり、甘さと酸味のバランスが良かったり、ジューシーだったり、皮がパリッとしていたり、大粒なものは食べ応えがあったりと、本当に色々な楽しさを与えてくれる果物です。
ブルーベリーは効果だけじゃなくて、他にも魅力があるので紹介していきます。
食べるのが簡単
実際になっているブルーベリーを見たことがありますか?
ブルーベリーは房状に実がつきます。
スーパーや果物屋さんで売られているブルーベリーよりも白っぽい?って思いましたか?
そうなんです、新鮮なブルーベリーは白っぽいんです
(白いのはブルームと呼ばれる粉で、ブルーベリーの実を乾燥から守るもの。新鮮な証拠)
摘み取ったブルーベリーはどうやって食べるの?
洗わなくていいの?
うちの農園に摘み取りにいらっしゃったお客さんからの実際の質問です。
いえいえ、摘み取ったらそのまま口の中に放り込んでください。
そうしたら口いっぱいに芳醇なブルーベリーを楽しむことができます。
洗うことはしなくていいですし、皮をむいたりする必要もありません。
他のお客さんが冷凍ブルーベリーの皮をむいて食べてました!と教えてくれました。
冷凍できる
冷凍できる果物って強いですよね。
収穫をした後は時間が経つにつれて果物は新鮮さを失っていきます。
でも、ブルーベリーは冷凍すれば、その美味しさが保たれます。
完全に解凍すると、冷凍ブルーベリーから水が出てきてしまいますが、半解凍、いや、冷凍のものをそのまま口に入れたら天然のブルーベリーシャーベットになるので暑い日にはピッタリ。
ヨーグルトやアイスクリームと一緒に食べてもいいですよね。
加工しやすい
ブルーベリーの加工品で一般的なのはブルーベリージャム。
ジャムを応用すればブルーベリーソースも作れます。
冷凍したブルーベリーの実はスムージにして楽しむこともできます。
他にもブルーベリー酢やドライブルーベリーなども。
ドライブルーベリーは干しぶどうみたいですけどね。
ブルーベリーパウダーとかもありますね。
とにかくブルーベリーは加工品にするのが簡単ですし、加工品にしやすいなっていう印象です。
うちの農園に併設しているカフェでもブルーベリーの加工品をそろえてます。
ブルーベリーのデメリット
ブルーベリー農家としては、ブルーベリーっていいことしかなんだぞ!
と言いたいのですが、嘘はいけませんので僕が感じているデメリットを紹介します。
歯に詰まる
ブルーベリーはそのまま食べれます。
摘み取った実を口の中にポイっと放り込んで、パリッとした皮を楽しんだ後はブルーベリーの風味が堪能できます。
が、しかし、タネが気になる品種もあります。
といってもスイカやブドウのように口の中から出す必要はありません。
タネといってもものすごい小さいので、口の中がちょっとシャリ?ジャリ?っとするかなという程度。
小さいタネで良かったと思うんですが、小さいが故に歯に挟まることはあります。
他には農家ならでは、育てる側のデメリットをいくつかご紹介します。
収穫が大変
美味しい実を育てるのは大変
実がつくまで数年はかかる
です。
どんなこともメリット・デメリットはありますよね。
でも、ブルーベリーはメリットの方が大きいし、栽培方法によっては育てやすいと感じてます。