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優しさに包まれて ラベンダーティーを飲む
気持ちリセットしませんか?
ととのう
この言葉、サウナ通の方は昔からご存知かもしれないが、昨今のサウナブームで知ったという方も多いはず。僕もこのブームで知った言葉だ。
ととのうとは、頭がスッキリした感じや雑念が無くなることらしい。
ちなみに僕は、サウナでととのったことは無い。難しいよね。
雑念が無くなる感じ
リセットされる感じ
で言えば、ハーブも負けてないと思ってる。
今日は、そんな話をしたい。
どんなハーブでととのうの?
個人の感想だが僕は、ラベンダーにその力があるんじゃないかと思ってる。
ラベンダーは、ハーブの女王なんて言われる。
たしかにその花は、美しい気品を漂わせている。
ラベンダーを擬人化すれば、気品があって優し人なんじゃないかな。たぶん…
ところで、ラベンダー畑に訪れたことはあるだろうか?
そこには、きっと紫色の絨毯が広がっているだろう。
ときより、風があの爽やかな香りを運んてくる。
無い方は、是非行って欲しい。
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6月下旬
みつばちもせっせと働く
6月下旬ラベンダー畑を訪れた僕は、風に乗ってきたその香りにとても感動した。
思わず深い呼吸をした。
僕は、何も考えず、ただ鼻に抜ける香気を感じていた。
このとき、間違いなく雑念は無かった。
今風に言えば、ととのっていたんじゃなかろうか。
「来て良かった」そう思えた。
でもラベンダーの旬は短い。
あの鼻に抜ける香りをいつでも感じたい。
その想いは、ラベンダーティーで解決できる。
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カモミール
パッションフラワー
ハーブティーを淹れよう
寒く静かな夜。
ハーブティーを淹れようと準備に取り掛かる。
乾燥ラベンダーの入ったビンの蓋を開ける。
すると、強い香りが鼻を抜ける。
目を瞑れば、あのときのラベンダー畑だ。
さっきまでグルグル考えていた悩みが消えていた。
いずれ思い出すのだけど、フタを開けた時の「あっ!いい匂い」というのは、一時的に状況を変えてくれる力があるように思える。
ラベンダーがこの力が1番強い気がする。
流石ハーブの女王。名に恥じない。
僕はラベンダーに加えて、相性の良いカモミールとパッションフラワーを合わせた。
ポットにハーブを入れ、お湯を注ぐ。
先に甘いカモミール、次に華やかなラベンダー、ほろ苦いパッションフラワーが感じられる。
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蒸らした後、ハーブティーをコップに注ぐ。各々のハーブから立つ香りが組み合わさり、複雑な香りと変貌し、芳香浴が楽しめる。
香りは、ハーブの組み合わせや使用量で変わり、一度として同じにならない。
こういったゆらぎが楽しい。
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熱いので冷ましながら頂く。
飲んだあとの戻り香を感じる。
しばらく香りに包まれ、心が落ちつく。
眠くなってきた。
「もうおやすみなさい」
ラベンダーが、そう優しく包みこんでくれている気がした。
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みつばちもまさか撮られてるとは思ってないだろう
それでは皆さん。良いお茶ライフを!
まとめ