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サラリーマンの哀歌 歯車の声 その5

はじめに

訪問ありがとうございます。
今回は、“歯車の声“という散文を書きました。
勢い任せに書きましたなので読みにくいと思います。
とてもネガティブで独りよがりだなと読み返すと感じます。

こういったことが嫌いな方は、読まれないほうがいいです。 
せっかくご訪問頂いたのに申し訳ありません。
「それでも良いよ!」という優しい方は、このままお読みください。
ではどうぞ!


動き始めたボロボロの歯車より

どんなに言い訳を並べても、家族が増えてたらやっていかねばならない。

家族にもいろいろな形かあって良い。

そんな覚悟を感じる詩がある。

詩人室生犀星の家庭という詩だ。


家庭をまもれ

悲しいが楽しんでゆけ、それなりで凝固つてゆがんだらゆがんだなりの美しい実にならう

家庭をまもれ

百年の後もみんな同じく諦め切れないことだらけだ。

悲しんでゐながらまもれ

家庭を脱けるな

ひからびた家庭にも返り花の時があろう

どうぞこれだけはまもれ

この苦しみを守つてしまつたら笑ひごどだらけにならう。

室生犀星 家庭

正直、どうにもならないことだらけだ。

うまくゆくことなんてほとんどない。

あのとき描いた夢は、知らぬ間に錆びついた。

大人になってからは、得るものより失うもののほうが多い。

知らぬ間に他者と比較して、恐ろしく自分が弱くなっている。

だけども、それを認める覚悟がないと、生きていていけない。

「こんなもんだ」と自分に言い聞かせよう。

そして最後には笑おう

リルケも言っていたじゃないか。
「自らの内にお入りなさい」と。

では今、僕はどうすべきか? 
ゆっくりと動き出す。




ひとつ前はこちらから

まとめ



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