未来を今
災害のない年はなかったが、これから、天災は増えていく傾向にある気がしている。
これといった根拠もなく、対策もないのだが、我が身にいつか降りかかる畏れを抱き、謙虚に生きてゆく他ないのではなかろうか。
20代の時に知り、それからも大好きなバンド、シアターブルックの曲で「未来を今」という曲がある。
初めてこの曲を聞いたリキッドルームでのライブのことは今でもよく覚えている。
風邪をひき、朦朧とした中でライブに出かけたのだが、この曲を聞き、一気に覚醒した。
予言の歌だと思った。
今週末、台風19号の接近が予想されている。
行方を見守りたい。
「未来を今」
透みきった青空
庭のけやきがそっと
オレをからめとって
耳元でつぶやいた
奇跡はもうないぞ
オマエの未来を今
差し出せば
差し出せば
快楽の竜巻や
富の洪水
未来を今
差し出せば
差し出せば
権力の大津波で
オマエの苦しみを奪おう
答えを探すのは
とうにやめてしまった
精霊たちがそっと
耳元でささやいた
未来はもうないぞ
オマエの記憶を今
吐き出せば
吐き出せば
快楽の竜巻や
富の洪水
記憶を今
吐き出せば
吐き出せば
権力の大津波で
オマエの苦しみを奪おう
差し出せば
差し出せば
快楽の竜巻や
富の洪水
未来を今
差し出せば
差し出せば
権力の大津波で
オマエの苦しみを奪おう
いにしえの かぜのささやき きのこえに みみかたむけね みらいはいまと
人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。