07. スクリプトでtopicId(トピックID)を確認する
前回は、スクリプトでトピックを作成する方法をご紹介しました。クラスルームの中身ができてきましたので、さらにスクリプトの便利さを感じていただけているのではないでしょうか。
topicId(トピックID)を控えてありますか?
courseId(コースID)についても以前に書いていますが、トピックを作成した際に「控えておいてください」と書いたtopicId(トピックId)も、時間が経つと、どこへ行ったかな?ということが起きてきます。
courseIdと比べると、当然数も多くなりますので、必要な時に調べられるようにしておくと便利です。
topicIdもcourseIdと同様に、スクリプトを実行する上で、住所のような役割を果たします。このcourseIdのクラスルームのこのtopicIdに、何々をするといったように使います。作業には必要になりますので、topicIdが分からない場合に調べる方法を書いておきます。困った時にはこの記事に戻ってご利用ください。
topicId(トピックID)を調べる
使用するコード
ここでもスクリプトが活躍します。3行目の()内の「courseId」の文字列を、対象のクラスルームのcourseIdに書き換えてください。ダブルコーテーションの間に入力します。
// 任意のクラスルーム内のtopicIdを表示する
function topicList() {
const topics = Classroom.Courses.Topics.list("courseId").topic;
if (topics && topics.length > 0) {
for (i = 0; i < topics.length; i++) {
const topic = topics[i];
Logger.log("%s (%s)", topic.name, topic.topicId)
}
}
}
スクリプトの追加と実行
これまでと同様の手順です。スクリプトを追加して保存、実行の流れになります。
1.Googleドライブから作成したプロジェクトファイルを開きます。
2.左上の「ファイルを追加」-「スクリプト」をクリックします。
3.名前を変更します。今回は「topicList」です。
4.上のコードをスクリプトの作成画面右側に上書きでコピペします。
5.スクリプトを保存して実行します。(実行時に承認を求めるウィンドウが出たら、指示にそって承認します。「03. の記事参照」)
6.実行ログが表示されます。トピック名の後ろの()内がtopicIdです。
ここで表示されたtopicIdを使って、課題や資料などをクラスルーム内に作成していきます。このスクリプトも度々使うことがあると思いますので、準備して試していただくことをお勧めします。
次回は、「スクリプトでクラスルームに質問を作成する(記述式)」をお届けします。
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