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人生邂逅 ・まなび編 ◆Sien.Labから -48

月1オンラインセミナー 11月度 「悩みを読み解く」より


多田先生は、木下勝寿著作の「悩まない人の考え方」を引用しながら
「悩み」について掘り下げて解説してくださいました。

・人はなぜ悩むのか?
・悩まない人の性格や特徴は? 
・失敗の捉え方と悩まないための思考法
・人間関係の悩みを減らすための思考法 などで

私が特に心に残ったのは、

*悩みを減らす思考法のステップ  でした。

ステップ1.悩んでいる自分を自覚する ⇒ 「お前悩んでるのか?」

ステップ2.不快な感情の原因を考察する ⇒ 「何を悩んでんねん?」

ステップ3.最終目的に立ち返る ⇒ 「何がどうなったらええねん?」

ステップ4.別の前提から次の一手を導く ⇒ 「何をせなあかん?」

ステップ5.新しい課題(やるべきこと)を実行する ⇒ 「ほなやれや!」

著者の木下さんは関西人だそうで、実に巧みに関西弁に置き換えて説明されています。

この言い回しの方が、私にはよりしっくりくるように思います。

表現の面白さに心を奪われていてはだめなのですが・・・。

ここで、多田先生が強調されたのは、

「最終目的思考」が大事だということです。

「最終目的思考」の反対は「原因解消思考」で、

どちらかというと、まずはこちらに囚われてしまいそうです。

悩みを生んでいる原因を明らかにして、この原因を取り除くことで事態を解決しようとする考え方です。

いっぽう、「最終目的思考」では、

最終目的を見極め、
その目標達成を最優先に考えて行動せよ!
となります。

こちらの方が、未来志向であり、ポジティブな思考法として受け入れやすいようにも感じます。

原因=現在 か 目的=未来 か とも言える?

ところで、話はかなりズレますが、

だいぶ以前に、ゴルフで教わったことがあります。

優れたコースマネジメントは、グリーン上のピンの位置から逆にボールを見ることだそうです。

ゴルフは結局最後まで上達せず、百獣(110)の王で終わってしまいましたが、

たしかにグリーン上に立って、ピンの位置から今辿ってきたボールの跡を逆に見てみると、本来打つべき場所がよく分かったという記憶はあります。

もちろん、これは非現実的ですし、

仮にわかったとしても、その通りに打てるかは別問題ですが。

物事の考え方の参考にはなると思っています。


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