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人生邂逅 ・まなび編 ◆体験談から -35

無謀な挑戦!?   ”1万人の第九”

軽率な決断をしてしまった。と大いに後悔しています。

6月頃、ボイストレーニングでご一緒した方から、「1万人の第九」に参加しましょう!
と誘いがありました。

もちろん、以前からその存在は知っていました。
応援団の後輩が何年か続けて参加していると聞いていましたから。

最初は敷居の高さを感じて、頑なに拒んだのですが、

とにかく、上手下手は関係なく、参加すればものすごく感動する。と熱心に誘ってくださいましたので、ついその気になったのです。

当然ながら、申し込めばOKというものではなく、抽選があり後日通知を受け取ることになります。

これが、幸か不幸か当選し、めでたく(?)1万人の仲間にいれてもらいました。

練習場所はいくつかの候補から選べ、私は交通の便から京橋会場を選びました。

練習初日は、8月24日。 
ところが、前日にコロナ感染が判明し、練習どころではなく。

いきなり、初日から欠席。

練習日は全部で12回予定されており、10回以上出席しないと本番参加の資格がもらえないことになています。

ただ、リアルでの練習のほかにリモートレッスンも用意されており、こちらで回数を稼ぐことはできます。

これまでに、リアルで8回、リモートでも8回出席していますから、本番参加の資格はクリアー。

なのですが、

練習を始めて、ほどなく気づいたのですが、

本番は楽譜なし。暗譜しなければならないのです。 もちろんドイツ語。

練習をすればするほど、とてもではないが、2か月やそこらでできる気がしなくなってきます。

練習に来ている先輩に、「とにかく繰り返し耳で聴くこと」と教わり練習用のCDを購入し、スマホで時間を見つけては聴くようにしていますが、いっこうに暗譜にはいたらず、です。

先日の練習では、先生から 初心者の人は決して無理をしないように、「勇気ある撤退」をしてください。と、ありがたいお言葉(?)を頂戴しました

「口パク」を上手に使う。 

休止のところで発声するなど、足を引っ張るようなことだけはしない。


合唱の経験すらないものが、いきなり第九に挑戦は、あまりにも常識知らずで、無謀な決断をしてしまった。と悔いる日々が続いています。

あと1か月弱。

今は、勇気ある撤退のパートと、1万分の一に貢献できそうなパートを選定するなど、悪あがきしているところです。

新人は新人なりの参加をすればよし。と言われ、救われる思いではありますが、せっかくですから少しでも爪痕を残したいと思います。

本番は12月3日(日)


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