人生邂逅 ・まなび編 ◆Sien.Labから -39
月1研究オンラインセミナー【明るい人&優しい人の科学】から
和田秀樹さんの著書を紐解いて、わかりやすく説明して下さいました。
人生で幸せの総量を増やそうと思ったら、絶対に「明るい人と優しい人」を目指してください。
間違いないですから。
と最初からかなりハイテンションで力説され、引き込まれました。
先生の話をお聴きしながら、私の頭の中に「明るい人」のイメージがどんどん沸きあがってきて、ついにある方の顔が鮮明に浮かび上がりました。
お名前は控えますが、わたしが営業時代に先輩としてお世話になった方のお一人です。
いろいろ逸話をお持ちの方で、あげればきりがないのですが、
私が経験した、その先輩の印象は
とにかく、笑顔と親しみやすさ
初めて出会った人でさえ、旧知の仲のような錯覚を覚えてしまう。
ほとんど一瞬で虜にしてしまう。
あれは、いったい何なのか?
最高の笑顔と言葉のちから。
失礼さを感じさせない範囲で、馴れ馴れしく話しかける。
それに、相手にはまったく警戒心を抱かせないオーラ。 があるのです。
これは、もう天才的としか言いようがありません。
同じ営業部に属していたことがあり、営業所長会議に同席しましたが
窮地の乗り越え方がじつに見事。
私にはそう思えました。
売上が目標に達していないとき。
所長は、針の筵に座らせられることになるのですが、
変な言い訳はいっさいせず、笑いを取って乗り切る。
横浜ズーラシアとの取引で、売るものがなかったので、動物を売ることも考えて、商社に問い合わせたら、カバが一番高いことが分かった。
それに、カバの餌もけっこう儲かることが分かったので、本気で取引を考えた。とか
どこまでが本当で、どこからが嘘か分からないような話を、まじめにやって
その場を凌いだことを記憶しています。
ただ、こうしたやり口は、上司によっては不謹慎と取られこともあり、いつも通用するものではなかったようですが、わたしには貴重な学びになりました。
話はずれましたが、
このかたの発想力の凄さは、私には到底ついて行けません。
また、それでいて、とても器用な方で
テニスが上手(のはず?)。
カラオケも旨く、ハモルことがとても上手でした。
登山もお好きで、百名山を登り切ったのでは。
もう10年ほど前になりますが、仙台のご自宅に伺った際には、お手製の海鮮丼ぶりを振舞ってくださいましたが、それが絶品。
どんなことにも興味を持ち、極める方であることを実感しました。
「明るい人」の成功例をみるなら、この人と決めました。
最近、音沙汰がないのですが、きっとお幸せに暮らしておられることと思います。