「つながる私」~ 塩田千春
題名に引かれて
中之島美術館で現代アートの塩田千春さんの作品を見にいった。
入り口入るとすぐ、
[巡る記憶]
「まるで神経細胞のニューロンのように天井から白い糸で空間全体を編み込んでいる。
糸からポタポタと落ちる水は白い波紋を描いて水面は段々影響されていく。
流れる涙も、大地に吸い込まれていく水も
、肩を濡らす冷たい雨も
私が生きているということを感じさせてくれる存在だった。」
(作品説明)
ここに来た人達と同じ作品を見て感じて、
それぞれ思うことは違うけど、
この糸みたい複雑につながっていて
物語があり、
人間の喜怒哀楽を味わっているのか
と思うと愛しさが込み上げてきた。
自分の中にある孤独感が薄まっていた。
神経細胞ニューロンのように
つながっている。
赤い糸は生の力強さを。
白い糸は生の繊細さを感じさせてくれた。
塩田千春さんが話す言葉達には
嘘や迷いがなく、素直で私の真ん中に響いて
心地よかった。
自分を表現するって唯一無二だ。
美術館は寒いw