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モンキー125のバッテリー交換と容量アップ(選定編)

 昨年の冬にセルの回りが弱くなっていましたが、エンジンが掛からないことは無いのでそのままにしていたバッテリー。aRacerの導入にあたり、 Bluetoothでの接続要件である電圧11.5V(ACC-ON時)を満たさないので交換しました。

 純正バッテリー(YTZ5S)は充電してみたものの、テスターで確認すると12.4Vまでしか上がらず。車載電圧計で11.5V、aRacerのアプリで10.5Vでした。まあ、モンキー買って2年半強、走行距離5,000kmしか乗ってないし、補充電も全くしていなかったので寿命でしょう。普通に使う分にはまだ使えそうだけど。セルを回した時の電圧降下は、エンジン不動状態だったので確認出来ていません。

純正バッテリーを充電してみた

 さて、交換するバッテリーは何にするか。同じものにするのは面白くないし、aRacerのAF2(ワイドバンドO2センサー)の動作については、12V以上(エンジン始動時)の電圧を要求されていますので、少しでも容量を上げたいところです。

 真っ先に思いつくのはリチウムイオン化ですが、LiFePO4(リフェ/リン酸鉄リチウムイオン)は高い安全性を謳っているものの発火事例が散見されます。また、稀だとは思いますが、他の接続機器)への影響があったとの報告事例がありました。(LEDヘッドライトのちらつきなど)
 なにより専用充電器が必要であったり、本体自体の値段が高価であること(つい先日aRacer ECU、カムシャフト、トルクレンチ等々を購入したので原資がありません...)から、今回は見送ることにしました。

 購入にあたって、比較検討したので以下にまとめます。

※公式データ以外(Amazonなど)からも抽出していますので、参考程度としてください。


 レビューを見てまわって、品質レベルの最低ラインを台湾ユアサとしました。安いし。
 サイズとしては、高さ+20mm程度であれば積載出来そうなので、容量アップも兼ねてワンサイズ大きいYTX5L-BSをまず選定しました。安いし。

 しかし、人間は欲深いもので、どうせサイズアップするならYTZ7Sが載るじゃんと。10時間容量率も純正のほぼ倍で、CCAも130Aとパワフル。でも2,100gはちょっと重すぎない?あと1万円越えはちょっとなあ…と思っていたところ、台湾ユアサはその中間をカバーするバッテリーをラインナップしていました。
 ということで、TTZ6Vを購入。価格も妥協点です。

CCA(Cold Cranking Ampere/コールドクランキングアンペアー):セル  を回す力。エンジン始動能力の性能基準値。

搭載編へつづく。

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