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ひとをふかく受容すること

かずです。

たまたま昨日、研究仲間に尋ねられて。
「かずさんの対話の原型って何?」

すぐに出てくるのは、株式会社森へで
提供している「森のリトリート」かなと
思ったんだけど。
ん-、それは後から乗ってきてるな、と。

そうすると、独立前にいた会社、
リクルートマネジメントソリューションズ
がその原型になるのかも、と思って。

そこでは研修や人事コンサル、SPIなどの
人・組織系のサービスを提供していて。
およそ6年ほど、営業して、事業企画して、
新規事業開発しつつで在籍していて。

その時に出会った「トレーナー」たちの
在り方や立ち居振る舞い、佇まいが
今の自分の原型かもな、と。

それって、確かに一般に呼ばれるのは
「研修講師」という仕事なのだけど、
何かを教える、伝えるというよりは、
深く相手のことを受容して、
自ら変わっていくことを見守るというか。

知識をインプットもするのだけど、
それが相手の血肉になるように、
その人にとっての智慧となるように
関わり合っているというか。

なんかね、そんな感じの人たちなんです。

自分が感動したのは、とある管理職研修。
オリエンテーションで研修が始まって、
最初の10分くらいのとき。
ただ、課長たちの間を歩きながら語るだけの
トレーナーだったんだけど、
気づくと、課長の何人かが泣いていて。

え?まだ、何もしてなくね?

と、度肝を抜かれた経験でした。
あれは本当に凄かった。

なんかね、それが自分の根本にあるし、
それは自分のビジネス経験でも
そんな上司や経営者に会ったときにも
似たような感覚を得ていたし。

やっぱり、身体があって、体験があって、
それが人を動かすんだなって。

そんなことを思い出した問いでした。
まる。

高知でみた空。もう10年前だけど、呆然と眺めてた記憶がある。



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