これからのオフィスの在り方
こんにちは。日経COMEMOの「オフィスは必要ですか?」のテーマが面白そう!と思ったので、またまた今思っていることをまとめてみました。
前置き
私は、COVID-19により、リモートワークが強く推奨される直前の1月末に転職活動をスタートし、2月末に内定をいただき、6月1日にアドビ株式会社に転職しました。
入社後いきなりテレワークでしたが、そこで感じたことは、前回のテーマ「入社後いきなりテレワーク」でまとめています。よろしければ是非こちらもご覧ください。
8月23日の時点で、まだ一度もオフィスに行っていないと書きましたが、それから約1か月前経った今も変わっていません。
というか、まだまだ行くことができなそうです(笑)。
オフィスは必要?
前職は、COVID-19で全国的にテレワークが推進される前から、ある程度テレワークは自由にできる方針でしたし、さらに前々職は、営業で営業車を与えられていて(しかも会社のロゴなど何も入っていない普通の車)、直行直帰は当たり前でオフィスに行かないことも多かったので、元々オフィスにずーっといることのほうが違和感を感じるタイプではあるのですが、そんな私でも、なんだかんだオフィスは必要だと思っています。
でも、今までとは違った形でいいと思うし、きっとアフターコロナではそうなっていくんじゃないかな~と思っています。
では、どんなオフィスが必要か・望ましいかをまとめてみます。
固定席はいらない
毎日、決まった時間に、全員がオフィスにいる、という必要は、もうないでしょう。テレワークで仕事はできる、ということの証明は2020年に強制的にされました。どのようなルールを設けるかは会社によって異なるかと思いますが、先日弊社の調査で、テレワークはほどほどにできたほうが自身の生産性も上がるという結果も出ているので、ある程度テレワークが認められるルールに変わっていくと考えられます。(画像の出典は以下リンク)
だとすると、社員6~7割分くらいのフリーアドレス+個々人用のロッカーだけでもあれば十分だと思います。
私自身、CSという職種からかもしれませんが、仕事は周りをいかに巻き込めるかが重要で、そのためには、個々人間のリレーションを構築しておいたほうがやりやすいと思うので、チーム外の人との関係性を作っていくためにも、席はごちゃまぜでその時々で変化があると、「ちょっと話してみる」良いきっかけにもなります。
会議スペースは多めに
会議もモノによってはテレワークで満足にできるようになってきましたが、「壁打ち」など「発散系」の会議をしたいときには、オンラインは限界があると感じるときが多いです。
オンラインだと、どうしても「複数人が同時に話す」ということができないですよね。ここに関しては、逆に非効率だなと感じます。
「発散系」の会議は、何のためにやるかというと、アイディア出しや、考えをまとめるときなどが多いかなと思うので、会議スペースは、柔軟でクリエイティブな発想ができるようなスペースがあるとよいです。
以前、ある会社の新社屋に訪問した際、とてもカラフルな広い部屋があって、バランスボールやカラーペンやカラフルな付箋紙がたくさん置いてありました。何の部屋かと尋ねたところ、まさしく、そういったクリエイティブな発想をするための部屋だそうです。そんな部屋がどこの会社にもあったら、素敵だな!と思います。
集中ブースも必要
自宅に、仕事に集中できるスペースがない人や、お客様とのやり取りに静かな場所が必要な人のための集中ブースは必要です。
周りの電話の声や、ちょっとした打ち合わせをしている声って結構聞こえます。その中には、お客様に聞かれたくない話もあるでしょうし、ときに、「話しかけないでほしいtime」みたいなものも必要でしょう。そんな人たちのためのスペースです。
リレーション構築の場に!
人と人とのリレーション作りは、顔を見たほうが安心するし、相手の表情、身振り手振りから読み取れる情報は、思いのほか多いです。
オフィスに行くということは、「こんな人がいるんだ~」と知ることに繋がります。別部署の人は、組織が大きくなればなるほど、何かきっかけがないと仕事で関わることもなく、知り合うこともありません。
いえ、本当に関わったほうが良いのかもしれないけど、どんな人がいるかわからなかったり、どんなことをしているか知らないせいで、本来生まれたほうが良いコラボレーションが生まれないということもあるでしょう。もったいないです。
オフィスは、色んな人と知り合って、リレーションを構築して、一人やチーム内だけはできないもっと良いものを生み出していけるような、そんなクリエイティブであたたかい場になればいいな~と思います。
今、強く思うのは、「早くオフィス行ってみたい」です(笑)。
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