人生🫀

自分には夢やそれを叶えるための目標がいくつかある。
皆んなにも夢や目標がある人もない人もいると思います。
自分は小さい時からスポーツをしてて、今現在も今だにおんなじスポーツをずっと続けてます。
その事について遡って話していこうと思います。

自分は小学校二年生から現在22歳までサッカーを続けています。
小学校の頃から身長が高く、足もそれなりに早い方だったと思います。
その体格のおかげで小学校の頃は他の子にあまり負ける事が無く悔しい思いもそれ程してませんでした。
でも、勿論試合を重ねる上でチームが負けることもあるし自分の調子が悪くて嫌な思いもすることがありました。
小さい頃から親が凄く厳しく、サッカー家系である自分の親は試合で良くないプレーをすると殴られたり蹴られたりなどが多く、どやされる事もよくある事でした。
ですが、自分は小学校の頃は親に何されてもサッカーを辞めたいという気持ちが出てきませんでした。逆に次は親を黙らせてやると言う気持ちの方が強かったためです。
でも矛盾になりますが、小学校の頃から放課後とか休みの日とか周りの友達は遊びに行ってたけど親からは遊びに行くと言ったら遊んでる暇があるなら練習しろと言われる事が多く、サッカーを辞めたいなと思う日も多々ありました。
ですが、少しの事ですが昼休みに少し友達とボール蹴ったりする時間があるだけでやっぱりサッカー楽しいなとか思える時間があると辞めたくないと思える事があり、辞めるまでは至りませんでした。

そして中学生になり、自分は本格的にサッカーをしたいと思いクラブチームのセレクションなどを受けました。小学校の時は五年生までフィールドプレイヤーをしていたのですが怪我が原因でキーパーを6年生からしていました。なので一年でキーパーの知識が無いままセレクションを受けて受かるはずがないと思いながらも、ひたすらガムシャラにプレーをしました。
セレクションは4次試験まであり、沢山の上手いキーパーや地元じゃ名前の有名な人も受けに来てました。
ですが、見事受かる事ができました。その時はすごく嬉しく今後どんな生活が始まるか楽しみでした。
中学生に上がり、いざクラブチームでの活動が始まるとともに自分の力の無さと周りのレベルの高さに心が折れる一方で、中学3年間辛い日々が続きました。
朝学校へ行き、学校の帰りはダッシュで帰り、着替えて電車で1時間かけて練習へ行き、帰るのが21〜22時ごろでした。ほぼ毎日その生活を送り、メンタルも正常に保てず心が折れそうな日々がなかなか改善される事なく毎日を過ごしてました。
練習や試合でもいいプレーが出来ず。公式戦にはほぼ出る事が出来ず、親にも良いところを見せたいのに気持ちだけが先走り空回りした結果、良くないプレーの連続で親も試合を見に来て欲しくないと思った時もありました。皆んなが上手くなってく一方で、自分だけ何でこんなに出来損ないなんだろう、何がダメなんだろう、3年間自分の頭が壊れるぐらい考えました。ですが、自分じゃ解決出来もしませんでした。自分の性格上、人に相談する事も、自分の話をする事もあまり得意では無く1人で考えることしかできませんでした。こうして中学校生活が終わり、自分だけで考えて自分なりに努力はしてきましたが、クラブチームのユース昇格の話はなかなか上手く進まず。ですが、高校からは４校ほど声をかけて頂いてました。自分的にはどうにかしてサッカーを続けたいのでクラブ側に、ここの高校へ行きたいと伝えると、クラブ側のキーパーコーチと話す機会を頂いて、まだこのクラブにいて欲しいと伝えられ自分は迷う事なくクラブ昇格を選びました。ですが中学の時に試合に出てたキーパーの人も一緒に昇格する事になり、試合に出れるかなとか、また3年間公式戦に出れなかったらどうしようとか不安が沢山ありました。
よし、もっとサッカーと向き合おう、と高校の活動が始まる前のオフの時期に沢山サッカーの動画などを見ました。海外の選手の動画など沢山見て日本の選手との差を動画ですごく感じました。自分はなぜかその差を感じてすごく自信に繋がりました。なぜなら、外国人も日本人も同じ人間なのにこんなに環境や意識でこんなにも差が生まれるんだと感じたからです。
中学生の時は自分がコーチに言われる事だけを意識してました。ですが実際に海外の選手を動画で見て自分に合うプレーはこっちだと思ったら自分で合うプレーの選択をしていこうと思いました。

そしてユースの活動が始まりました。
オフシーズンでは、動画を見ていただけでなくとにかく走り込んでました。
なので、スタートの練習から体が軽くすごく動けました。動画でイメージトレーニングしてた分、中学生の時よりも頭を使ってプレーして、意識する所も前とはまるで別のトレーニングをしてるかのように違いました。その意識やイメージトレーニングのおかげで、シーズンスタートから良いプレーを沢山出来て、中学校の時試合に出てた選手から、スタメンを勝ち取る事が出来ました。
自分に合う自分のやり方で、自分らしく勝ち取れて、その時は本当に嬉しかったし、より自信に繋がりました。高校3年間は試合に出続け、すごく納得のいく3年間になりました。
そして、ここでプロになれるかなれないかの話があったのですが何なく話が無くなりました。
このままサッカーはやめられないし、悔いが残る決断をしたくは無いので大学へ進学する事にしました。

大学では初めての寮生活で、なかなか馴染めずあまり集団行動や縛られた生活が得意じゃ無いので慣れるまで時間が結構かかりました。サッカーの方は唯一何もかも忘れて楽しくプレー出来るのでより向き合ってプレーする事が出来てました。そのおかげで1年生からトップチームの登録をしてもらったりなど上手く行く一方でした。
ですが、慣れない寮生活でやっては行けない事をしてしまい謹慎になってしまいました。謹慎は3ヶ月ほどで解けるものかと思っていたのですが、なかなかサッカーが復帰出来ないので、ここで大きな決断をしました。
大学を辞めて社会人チームに入ろうと思ったのです。
自分は勉強がすごく苦手で、唯一出来るのがサッカーぐらいなのでサッカーが出来ないと生きてる実感が無いので社会人チームに入る事にしました。

社会人チームにいざ入ると、元プロの人が多くレベルも高く試合に出れる機会もとても少なくなりました。
ですがサッカーで生きていく分、熱量やサッカーに対しての考え方も皆んなが大人で学ぶ事が多く、自分にとってはこの道を選んでよかったなと思えました。
ほぼ年齢が上でひたすらどやされる事もあったし、気軽に話せる相手もいなかったりなど大変な時期もあったんですが、自分なりにストレス発散しながらそのチームでプレーしていました。社会人チームとなると１年のくぎりで契約の話があるのですが、一年半で満了になってしまい、移籍する事になってしまいました。自分には試合に出て経験が必要だなって思った為、次のシーズンはチームのレベルを落として試合に出れるチーム選びをしました。
次のチームでは、試合には出れたのですが中々結果が出ませんでした。そして、シーズン中に怪我をしてしまい、手術をする事になってしまいその年は終わりを迎えました。それが今年です。

このサッカー人生、なかなか上手く進まずに現在に至ります。
来シーズンもリハビリからのスタートで、自分は気持ちよくサッカーができない状態です。
簡単に今までのサッカー人生を書きましたが、山場があればどん底に落ちる時も何度もありました。
でも、あまり人には言わないたった一つの目標の為にここまでやって来れました。
それは、今まで苦労して育てて高い金払って育ててくれた親に今まで続けさせてくれたサッカーで親を笑顔にしたい。という目標があるからです。
誰にだって目標や夢などあると思います。
それが誰の為、何の為でも良いと思います。
その１つの目標や夢に向かって筋通して頑張ってるなら充分人生を楽しめてるし生きてる価値があると思います。
いま目標も夢もないって人は気が向いたら想像して理想描いて簡単な目標作ってみてください。
誰かが応援してくれても、してくれなくても俺が陰ながら応援してます。
何歳になっても好きな事挑戦してみるのも楽しそうだし、バカにされたってそれは嫉妬だと思えば何でも乗り切れます。

自分は自分らしく生きていきましょ。