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経県値

数十年前、当時の仲間内で「経県値」というWebサイトがブームとなった。
都道府県で区切られた日本列島の白地図。各都道府県単位でレベル分けをするという単純なもの。それぞれ5点から0点までの点数が付加されその合計が自動計算され「経県値」という得点として表示される。

これが元となる日本列島の白地図。



都道府県ごとにチェックボックスで選択する。基準は下記の6段階。
「居住」5点(住んだ・3ヶ月程度の長期滞在も含む)
「宿泊」4点(泊まった・夜間通過は除く)
「訪問」3点(歩いた・泊まったことはない)
「接地」2点(降り立った・乗り換えやSA/PAでの休憩など)
「通過」1点(通過した・鉄道、自動車による通過や船による寄港など。航空機での上空通過は除く)。
「未踏」0点
注意書きとして基準はあくまで個人の自主判断にゆだねる旨がかかれている。
物凄くハマりました。経県値を増やすため何度も長距離の遠征を実施。道の駅巡りの効率が悪くなってもこちらの得点アップを狙ったことも。
九州遠征が終わった。47都道府県全て宿泊レベルまで達した。引っ越しの予定はないし、仕事をしているわけじゃないから、長期の出張も転勤も期待できない。これがマックス。ここで終了。

経県値192点。この日を境にマイブームは去って行った。仲間内ではこれに「期限」を加えて「今年の経験値」を意識する兵もいた。それもこれも今となっては懐かしい思い出。
ところが、最近になってこれの市町村版があると教えていただいた。



まず、都道府県を一つ選ぶ。以降は都道府県版と同様だ。それぞれのレベルに合わせて市町村ごとにチェックボックスをセレクトする。終わったら、「経県値を計算する」というボタンを押す。自動的に結果を計算してくれる。因みに白地図の状態を掲載しましたが、宮城県の結果は114点でした。
47都道府県、過去の旅行の記憶や記録、写真を引っ張り出してひとつづつやっていけばしばらく遊べる。例えば、訪問済みの道の駅がある市町村を調べる。これは「訪問」だ。泊まったホテル名を思い出して、所在地を調べる。こちらは「宿泊」4ポイント。ハイウェイスタンプを確認して休憩したSA/PAから「接地」2点。旅行記からルートを検索して通過した市町村を洗い出す。貴重な1点の積み重ね。考えるだけでも楽しそうな作業だ。
ただ、結果の保存が出来ないようなので、新たに旅行したさいは、最初からやり直しとなる。この点がちょっと・・・。スクリーンショットを残せばOKか。
パソコンでもスマホでも利用できますから是非遊んでみてください。
「経県値」検索。

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