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65歳までにやること

ゆとりある老後を送るには年金だけでは足りないので、貯蓄を取り崩すことになりますが、それが大体2000万とか3000万とかになる2000万問題。

私は61歳になりましたが、それ以前の問題です。住宅ローンが10年以上残っていますし、子供の大学卒業まで5年以上あります。資産運用もせずに散財してきたので、老後どころか、いまの生活を回していくことで頭がいっぱいな状況です。

同じ境遇の人、少くないと思います。

ただ、シンプルに考えると、この問題は「長く働き続ける」ことで解決できると思います。

ただ大事な前提は「やりたくないこと(仕事)はしない」こと。

よくシニアになったら「やりたい仕事」「やりたいこと」をやりましょうといわれますが、「やりたくないこと」から先に考えたほうがわかりやすいです。

私の場合は、これまで受容せざるを得なかった
・理不尽な指示を受けること
・やる気のない集団にいること
・自分の利益を優先する人と一緒に働くこと
だけは避けていきます。

そのうえで、私の老後に向けた戦略は、65歳までの自己投資。
投資対象は、
①健康な体つくり(メンタルと身体両方)
②リスキリング

の2つになります。

まず、なんといっても健康第一です。健康であれば65歳以降も楽しく働けますし、プライベートも充実します。自助努力で医療費を下げるというのも2000万問題の隠れたイシューです。
私の場合、具体的には、「歯」「筋トレ」「粗食」「リラックス」。
歯科に毎週通って悪いところや過去の治療箇所の点検など徹底的に治しています。筋トレは闇雲にやるのではなく健康増進目的で鍛えるところを限定して汗を流します。食事も重要ですが、粗食にしておけば間違いないと考えます。最後のリラックスは疲れたと思ったら平日でもサウナ、岩盤浴、温泉日帰りなど積極的に楽しみます。

65歳以降になると就職は困難です。また再雇用は賃金面もモチベーション面も厳しいという現状を踏まえ、個人事業主を目指したい。
そのためにはリスキリングが重要になると考えています。ただ、まったく違うスキルを身に着けるのではなくいままでのビジネス経験を「売り物」にするためのスキル追加のイメージです。
私も直近は人事実務が長いので、数年かけて「社労士」資格を取得したいと思っています。頭が鈍くなっているので勉強はかなりしんどいですが・・・

以上の考えは、なんとなく「人的資本経営」の考えに似ていますね。

健康やスキルへの投資 → 
「心身の健康」と「65歳以降も食べていけるスキル」の獲得(純資産増加)

例え、十分な貯蓄がないとしても、自分の人生を経営に例えるなら、健康とスキルという資本を使ってキャッシュフローを回し続けていければ大丈夫、と自分に言い聞かせています。

まだまだ余裕なく働かなければいけないシニアの同志、一緒に頑張っていきましょう!