スマホを持っているのにまだカメラが欲しいって?
これはQuoraの、カメラが欲しいがスマホも有るし我慢すべきか?という意味の質問に対する回答。ふざけた調子で自分で読んでも笑ってしまうのだけど、笑うという事は僅かにでも真実が含まれるという事なのだろう。
以下引用
カメラですよね? 写真が撮りたいではなくて。
写真が撮りたい場合、その写真がスマホで撮れるかどうかだけが問題になると思います。(スマホでは撮れないあるいは撮りにくい写真というのも確かにあります)
しかし、カメラが欲しいのでしたらそんなの全然関係ありません。だって、万年筆が欲しければボールペンが有るのにとか、自転車が欲しければママチャリが有るのにとか、気にしないでしょう?
目的に対して最短最適最安値の手段を選ぶなんてのは経済活動であり、趣味では有りません。
単なる娯楽と違って趣味は、今までの自分の生活の範囲から逸脱する事への挑戦であり、その過程で自分も成長してゆくものでもあります。
趣味はその人が何者であるかを形作るものです。コスパなんて考え始めたら、実は人は生きていないのが一番コスパが良いのです。その事実に抗って生きる為には無駄を肯定しなければいけません。つまり、無駄に人生をつぎ込む事こそ生きるという事です。
あなたが生きるためにはカメラが必要なのです。