タンポポのジャム
私の住む街はドイツの真ん中あたり。
今、朝の9時で
気温は8℃とまだまだ肌寒いです。
でも、季節は春
なのでまだタンポポがたくさん咲いています。
日本はもう暑くてシーズンが終わったかもしれませんね。
庭もタンポポでいっぱいです。
飼っているモルモット君たちの大好物なので
毎日何本かあげていますが
あまりにも美味しそうに食べているので
モルモット君ばかりじゃ
なんかずるい。
と思って
私たち用にジャムを作ってみました。
作りやすい分量
150 g タンポポの花(黄色の部分のみ)
1 L 水
700 g 砂糖
80 g レモン汁
20 g りんごペクチン(自分でも作れるようです)
作り方
1・摘んだタンポポの花の部分だけむしりとる
2・水をお鍋で沸騰させ、タンポポの花を入れる。
3・タンポポの花がお湯に浸かるように沈め2〜3分煮出す。
4・煮出したらお鍋に蓋をして1日そのまま置いておく。
5・1日置いたタンポポ液をガーゼなどで濾してエキスを絞り出し
液体と花を分ける。
6・液体が1Lになるように水で調節する。
7・その液体にレモン汁を入れる。
8・砂糖とペクチン(粉)を他のボウルに入れてよく混ぜる。
9・7と8をお鍋に入れて火にかける
10・泡立て器で混ぜながら沸騰させます。
11・沸騰したらキッチリ3分煮詰めてください。
12・途中で溢れそうになったら、お鍋を持ち上げてしずめてください。
13・3分経ち、火を止めたら素早く泡になっているアクをとり
熱いうちに瓶に入れて、しばらく逆さまにしておいて完成!
☆保存料が入っていないので、瓶は小さめの方がいいです。
☆タンポポの緑の部分は苦味があるので、なるべく入れない方がいいです。
タンポポの効能はエビデンスがないと書いてあるHPもありました。
過信するのは良くないですが、これまでドイツでは
Heilpflanzenと言って薬用植物として使われてきました。
葉や花にはカリウムなどのミネラルや亜鉛が含まれていて
消化促進に。
根の部分にはカロテノイドやビタミンがあり
がん予防に。
フラボノイドやカリウムによって利尿作用があったり
血液が浄化されるようなので
デトックスに効果があるようです。
先日書いたラムソン(ベアラオホ)もそうですが
特に春の植物はデトックス効果があるんでしょうね。
芽吹きのエネルギーは偉大です。
そのエネルギーのお裾分けを
ちょっといただいて
要らないものを
身体の外に出すお手伝いを
してもらおうと思います。