Lump-美しい人の世界 1
初めて彼女に会ったのはいつだったかな。
友人に「美しい友達を紹介したいの。彼女のおうちに一緒に行かない?」
そう言われて
子供たちが小学校に行っている間に
図々しくもお邪魔したのがきっと初めて会った日。
第一印象は
可愛らしさの中に美しさがあり
柔らかな感じがあるけれど芯がある。
優しさの中に毒舌さがチラッと顔を出す
そんな両極のものを
同時に持っている魅力のある女性。
彼女はジュエリー作家
彼女の作品は
身近な自然の造形の一番美しい瞬間を
閉じ込めたような
目には見えない感覚に魔法をかけて
私たちの目の前に具現化してくれているような
日常と非日常を行き来しているような作品だなぁと思う。
だから彼女のジュエリーをつける時
いつも側にいるものに守られているような感覚があったり
ちょっと違う世界にいる自分に出会ったりする。
自分の優れた感性を「作品」として
形にしていくことが使命の人もいるけれど
彼女は作品づくりだけでなく
具体的に何か社会に貢献したいという気持ちを
心の底に持っていて
最近、それが何かを見つけた。
子供たちの未来を、自分のことのように考えられるような地域を作っていきたい!
子供の減少によって
再来年には彼女が住む町と隣町の小学校が統合。
田舎は保守的な考え方の人が多くて
初めからオープンマインドではないけれど
一旦心を開けばとても協力的。
だからこそ、子どもの未来のために
より良い地域を作る活動をしていきたいと決めた。
そんな彼女はエネルギッシュでキラキラしている。
「いつも受け身だった私に、こんなに行動力があるなんて
思ってもいなかった。何かに突き動かされるように
不思議なエネルギーが内側から湧きあがってきたの。」
この感覚が魂の声に従っている証拠だよね。
彼女の新しい美しい世界が
どんどん広がっていくのを想像すると嬉しくなってくる。
彼女の考えや飾らない気持ちを綴ったDiaryも好き。
Instagram @lump_life_jewelry