中古ECサイトの撮影フロー構築を任されている話(集え!有識者!)
おはyおー!KLD取締役のいとうだよ!
この記事は、【福岡 糸島の古着屋さん】株式会社KLDの Advent Calendar 2020 の12月24日の記事です。
アドベントカレンダーの私が担当する記事の最終日ということで、当初は大好きな鈴木愛理さんとの妄想デート夢小説を書こうと目論んでいたんですが、記事の冒頭を書き始めてあまりにも自分の文章が気持ち悪すぎたのと、実在する芸能人の方の夢小説というあまりにもセンシティブなテーマの前に怖気づいてしまい、今回は違うテーマで記事を書かせていただきたいと思い、内容を変更してお届けしたいと思います。
今回は、「中古ECサイトの撮影フロー構築を任されている話(集え有識者)」というテーマに変更させていただいた形になりますが、このテーマを選んだ理由として夢小説なんか書いてる場合じゃないほど現在抱えているこの業務が行き詰っており、これを公開することによってあわよくば有識者がどこからともなく集い、問題が解決してハッピーになれたら最高じゃ~ん?と思ってこちらのテーマを選ばせていただいた次第でございます。
ご存じのとおり、KLDはブランド古着の買取、販売をおこなっている企業として運営をさせていただいております。
お客様から買い取らせていただいたお品物を商品として販売するにあたって、商品の写真を撮影して販売ページを作らなければいけません。
KLDは2014年くらいの社長が個人事業で買取、販売を自宅でおこなっていた頃から様々な方法で商品撮影を試み、販売をしてきました。
まず最初にやっていたのは私が個人的に持っていた一眼レフカメラでのオート撮影。
こちらはストロボも何もない状態で知識も浅く、白い壁をバックに商品をラックにかけて撮影するというものでした。
やはりストロボやライト類を一切使用しない撮影ではまず画面自体が暗く、一眼レフを使っていることもあり、ピントが非常に合いにくいんですね。
普通にファインダーを覗いてピントを合わせて撮っているつもりなのに「ピントが全然合っていなくて再撮影している事もある」とか言われて、改善策が見つからずキレそうになった事もありましたね...ていうかドアとかを強く閉めるタイプのキレ方はしていた気がしますね。
写真の修正もなんかPCにあらかじめついてるしょぼいやつで明るさの調整をするくらいに留まっており(リソース的にそれくらいが限界だったというのもある)、ぼんやりしたあまりいけてない写真を使用していたような気がします。(それでも購入してくださっていた方々、本当にありがとうございます。)
↓まぁまぁ初期のものと思われる写真。こうして見るとそんなに悪くはない…?か…?しかしちょっと暗い感じがしますね。
その次に、どうやら一眼レフでの撮影はストロボとやらがあると良いらしいぞ!?というのをインターネットで発見しまして、ストロボを導入しました。
もうこれは超革命でした。
ストロボなので当たり前なんですが、一瞬で光る感じで、撮影した瞬間はちょっと何が起こってるのかわからないんですがPCに取り込んで修正してみると(この頃はちょっと機能が充分にある感じのフリーソフトを使って修正するようになっていました)、明らかに写真の中にある情報量が多いっていうんですかね...修正して綺麗になる限界値が高くなったというか...後から知った事ですが被写界深度といって深くピントが合うという事らしく、服一着撮るくらいの対象であれば全ての範囲にしっかりピントが合った状態で、明るさ等をいじってもそれに充分に耐えうる写真が撮れるようになったんですね。(写真に関しては本当に素人なのでこの辺の解釈は間違っているかもしれないです...ぜひ有識者の方々、私に色々教えてください...)
↓その方法で作っていた商品画像。恐らくクオリティを追求しようとすればこの方法が一番いい気はします…。
ちなみにストロボは光がすごく強いので、真っ黒な服から真っ白な服まで相当な数の撮影を流れ作業でこなさなければならない我々中古EC業者としては真っ白な服が白飛びしない明るさまで設定を抑えて、後ほど全ての写真を1点ずつ修正するという方法を取っていました。
そこで浮上したのが「1点ずつ修正なんかしていられるか問題」でした。
我々のような中古品の販売業者は所謂「1点もの」と呼ばれる、1つずつ種類の異なる商品を商品化しなければならず、しかもどんなに頑張って商品化してもそれが売れてしまえばその商品ページはおしまい...というある種切なくも儚い商品化業務を日々おこなっています。
そこでPhotoshop的フリーソフトで写真を1点ずつ修正することにかかる人的コストの負担を感じ、「 ZenFotomatic (ゼンフォトマティック)」なる文明の利器に手を伸ばすことになったのでした...
これは自動的に商品写真の対象を白抜きしてくれたり、明るさを調整してくれたりなどするというツールです。
恐らくPhotoshopのバッチ処理のような事を難しい設定すっとばしてやってくれるよ!というようなものかと思います。
これを導入することによって、修正したい写真を選択し、一括で修正するという事が可能になりました。
それにより、画像編集ソフトの使い方を新人さんに教えるという(結構大変なんです...)教育コストの削減、画像編集ソフトを使って個人が編集することによる仕上がりの個人差などが改善されました。
各商品のカラーなどによって微妙に異なる修正値などが設定出来ない分、正直仕上がりのクオリティは1点ずつ修正するものには及びませんが、効率化とクオリティのバランスという点でかなりいい妥協点だったかなと思います。
↓一眼レフ+ZenFotomaticで白抜きした画像。結構しっかりした精度で切り抜いてくれるしくっきりした感じにしてくれます。(各種設定可。)
さて、それでもやはり問題は尽きず、今度は「一眼レフだと長方形にしか撮影出来ないのでスクエアに加工する手間がある問題(使っている機種が古いものだったんです...)」や「上手く撮影できないカラーがある問題」などが浮上しました。
後者の問題なんですが、例えばカーキやサックスブルーなど、撮影した時に現物のカラーが上手く表現できない(赤っぽく写ってしまったり黄色くなってしまったりする)色が頻出するようになってきたのです。
当時は一眼レフのマニュアルモードで撮影、設定は1つに決めて、それを全ての商品に適用するという方法を取っていたのでホワイトバランスなどが崩れることがあり、商品の色によっては上手く表現できないものが出てきました。
そこで「スマホだったらどうかな?」という案が浮上します。
私たちがスマホで写真を撮る時、なにげなくカメラを対象に向けてそこまで色が変わってしまう事ってないよな...?というところから
「スマホならなんかこんぴゅーたー的な何かで色調節してくれんじゃね?」
という安易な発想に至ったのでした…。
そこで今年、iPhone10Sを使用、ストロボは連動出来ないので一旦やめて、ソフトボックスのライトを左右から、リングライトを下部の補助ライトとして左右から、それに加え良い感じのアプリを入れて撮影をおこなっています。
↓こんな感じ(恥ずかしいからあんまり見ないでください)
それまではiPhoneを導入するのは良いけども純正のカメラを使用、悪くはないんだけどいまいち露出が足りない...というような問題があり、アプリで露出っていうかF値?(あいまい)をいじれるようにし、光を多く取り込めるように設定しました。
アプリはProCameraというものを使用、純正のカメラよりかなりいじれる項目が多く、操作性も良いのでスタッフみんなで共有しても習得に無理がないかなと判断しました。
ホワイトバランスもオートで設定してくれて、かなり色に関しては改善されました。
しかし、今度は足りないのです...コントラストが...。
コントラストが足りないのでどうしても明るくしようとすると商品の色が薄くなり、濃くしようとすると暗くなるのです。
どうしても露出だけでは足りない項目が出てきたという感じですね。
「そんなんちょっと修正すればよくない?」
そう思いますよね。しかし今回のフローの改善にあたって「修正というフローは無くしたい」と言われてしまったんですねぇ…
今回この記事を書いたのは、わたくし...ここで正直行き詰っておりまして、この記事を読んだ有識者が何かいい案を持って助けに来てくれないかな~とか思ったりして書いてみた次第であります…。
だって...全く修正なしでEC載せてる業者とかいなくないですか…?全国の有識者の皆様、この無理難題を私と一緒に解決してみませんか?
ちなみに個人的に知ってるカメラの先生に相談したところ、「正直難しいんじゃない?」って言われましたね…
もう一個だけ打ち手は考えてるんですがそれが尽きたら詰むのでぜひ全国の有識者のみなさま奮ってご連絡ください…。
それではここで、YouTubeにある鈴木愛理さんのおすすめ動画TOP3を発表したいと思います!!(動画を見て問題から目を背けたいと思います!)
1位 【公式】鈴木愛理 - 怒涛の10分 full virtual LIVE "Let the show begin〜Break it down〜moment〜"
お恥ずかしい話なんですが、私は鈴木愛理さんという方をもう本当に小さい頃のイメージしかほぼ持っていなくて、あぁ!とかやってた頃の、めちゃくちゃ小さいのに異常なほど歌が上手い女児がいたなーという記憶しかほぼ無かったんですね、それがこんなに綺麗なお姉さんに成長されてるとは思わなくて驚いたきっかけの動画になります。
やっぱりまじで歌が上手いのとここまで動きながらこんなに歌えるなんて…っていうのと本当に顔が好みでこの動画は何回も見てしまいます。
これ以上話すと長くなるのでこの動画については以上です。
2位 Buono! 初恋サイダー at Buono!ライブ2017~Pienezza!~ 横浜アリーナ 20170522
この動画は本当に心が洗われますね…聖夜にもぴったりです。
昔、Berryz工房に異常なほどはまっていた時期がありまして(菅谷梨沙子さん大好きです)、ももち(嗣永桃子さん)も好きだったんですがBuono!は何となくそんなにマークしてなくて(多分その頃はある程度大人になっていて追いかけていない時期だった)あまり聴いた事が無かったんですが、今この素晴らしいユニットに出会ってこの3人がもうこの形で活動していないという事が本当に悲しいです…。
この動画の3人はまじで天使のようで泣けてきますね…間奏の部分でぴょんぴょん変な動きをしている鈴木愛理さんがベリーキュートです。
私のお葬式ではこの曲を流してください。
3位 鈴木愛理×赤い公園『光の方へ』(Airi Suzuki × AKAIKOEN [To the light])(Promotion Edit)
これも泣けるシリーズですね。こういう明るい曲で可愛い女の子が人生っぽいことを歌ってると本当に泣けてきます。
赤い公園とのコラボ的な曲で、まぁ今年色々と話題になったというのもあって複雑な思いはあるんですが、鈴木愛理さんに似合う本当にいい曲だなと思ってよく聴いています。
あとこの緩い三つ編みみたいな髪型が本当に可愛いですね。ふわふわした髪型が本当に似合います。
今年のアドベントカレンダーの私の記事は今回で最後です。
かなりおかしな記事もあったとは思うんですが読んでくださった方、ありがとうございました。