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「Film out」を聴いて思ったこと
BTSの「Film out」、公開されてからずっと余韻に引きずられています。
BTSのみんなの歌が上手とか、MV映像が美しいとか、考察とか、いろいろ世界中のARMYたちが盛り上がっていますよね。もちろん、それもあるのですが、私はただただ衝撃を受けました。
韓国人である彼らが、日本語の歌詞で歌い、それを世界中の人が聞き、感動を与えるなんて、すごいことではありませんか?
これまでにも素敵な日本語曲がたくさんあるのですが、正直に言えば、日本語バージョンはあまり好んで聞いてはいませんでした。(メロディーは好きでも。)どんなに日本語が上手であっても、そこは彼らにとっては外国語。やはり韓国語で歌う方が気持ちが伝わってくる思っていたからです。(韓国語はわかりませんので、日本語訳を事前に頭に入れてから聞く方法が、私には伝わってくる気がするということです。)
それが「Film out」を初めて聞いたとき、鳥肌が立ちました。彼らの口から発せられる日本語が心に響き、涙が出ました。それから何度も何度もリピートして聞いています。
日本語の音を単なる音として発しているのではなく、今まで以上に、そこにしっかりと日本語が持つ雰囲気や色彩をつけて歌っている。そんな歌声が心に響かないわけがありません。いったい彼らはどれほどの努力をしているのでしょうか?
そして、こう思ったのです。
「すべては愛だな。」
おばさん、何とぼけたこと言っちゃってるの?!と思われるかもしれませんが、至って平常です。
彼らが日本語の歌詞をここまで歌い上げることができるのは、ひとえに音楽に対する愛なのでしょう。それも、長い時間をかけてこの域にまでまっすぐに育ててきた愛。だからこそ、大きな力がある。
今や彼らの影響力は世界中に及びます。その彼らが母語で歌い、更には外国語でも歌い、世界中の人たちを魅了しています。愛は国や人種、言語なんて垣根を越えるし、届くのだよってことを証明しているような気がします。
そして、その愛を受け取った私たちは、それを他の誰かに伝えることで、少しずつ愛が広まり、いつか愛で溢れかえるような世界が出来上がっていくのかもしれない。なんて考えるのは、理想主義的過ぎますかね。
とりあえず、愛情表現が苦手な私も、まずは娘たちにストレートに伝えてみましょうか。怪訝な顔をされそうですが・・・
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。