【ボーボボ 18話】呪術廻戦はパクリ?「棘 おにぎり」「存在しない記憶」の元ネタ
『呪術廻戦ってボーボボのパクリなの?』
これはネットの悪ふざけ、いわゆる「ノリ」です。
当然パクリなどではない、呪術廻戦は素晴らしい作品です。
こちらで解説しておりますが、作品のノイズにならないようにハジケ成分を混入しているに過ぎません。
【ボーボボ】ボーボボは呪術廻戦の全てを予言していた!?パクリ疑惑の真相!
【本記事の内容】
・「ボーボボ 第18話」の紹介
・ボーボボ 食べ物だけで意思表示する
・存在しない記憶
しかし…
この【奥義18話 オナラの気持ちは気まぐれなの♡】には偶然とは思えないほど呪術廻戦と酷似した描写があることも事実です。詳しくみていきましょう。
ボーボボ【奥義18話 オナラの気持ちは気まぐれなの♡】の見どころ
今回最大のみどころは呪術廻戦を予言したと噂される描写の数々でしょう!
・意思表示は「アスパラ」「マカロニ」「×」
・存在しない記憶
・カメラアングルを気にする首領パッチ
の3点です。順に解説しましょう。
意思表示は「アスパラ」「マカロニ」「×」
冒頭、オナラ真拳を受けたボーボボと首領パッチは
「虎っぽいのにワンワン泣くキモイ生物」に変身します。
困惑するへっぽこ丸に謝罪を無理やり求めるのですが…
変身したボーボボは「アスパラ」「マカロニ」「×」だけで意思疎通をはかります…!
説得力のある展開
この描写、雑に導入されたものではなくしっかりと流れがあります。
まず、ボーボボが「わんわんわんわん」と話しかけます。
『犬の言葉に聞こえて分からないがキャラクターなら理解できるんだな』と読者に思わせておいて
「うんうん。」
「何言ってるのか さっぱりわからん」
たった1コマで期待を裏切ってきます
この描写に「×」という意思表示が「OK!」の意味になったりというギャグを織り交ぜることでギャグにスピード感を持たしている技量の高い描写なのです。
狗巻棘「おかか」「しゃけ」「イクラ」
「おかか」「しゃけ」「イクラ」
呪術廻戦を知っている方なら、だれもがお馴染み
これはとある事情で普段は「おにぎりの具でしか意思疎通しない」
狗巻棘というキャラクターのセリフです。
無口キャラは無数におれど、食べ物、それもおにぎりの具だけを喋るのは中々独自色です。
ボーボボ『アスパラ』『マカロニ』『×』
いかがでしょう。これだけのシンクロ率なのです。
・食べ物の名前だけで意思疎通する
・劇中のキャラは理解できる
・読者は背景や文脈からしか考察できない
こんな高度な描写を18年近く前から確立していたボーボボはやはり恐ろしい存在です。
存在しない記憶
上述のギャグ描写の中に首領パッチが驚くシーンがあります。
「おたんじょうび おめでとう」とクソ雑なベルトをみて
『ボーボボ お前 今日誕生日になってるぞ!!!!』
年に2度目の誕生日を迎えるじゃねーか!とへっぽこ丸を激怒するのですが、「アスパラ」という意思表示で一旦収めるというシーン
ここだけ見れば、『不条理な展開で真面目な人間にキレる』という基本のギャグです。
「あ!オレ 誕生日だ!!」
へっぽこ丸の名前のかっこよさに悶絶する場面
首領パッチが「おたんじょうび おめでとう」のベルトを腰にはめ
「へっぽこ丸万歳」と唱えたかと思った次の瞬間
「あ!オレ 誕生日だ!!」
脳の処理速度が 追いつきません…!
数ページ前にお誕生日ベルトを指摘した側が、その文字列をまるで始めて見たかのようなリアクションするのです。
まるで記憶を改ざんされたようなこの描写…どこかで見覚えがないでしょうか。
マイフレンド と お兄ちゃん
「存在しない記憶」
呪術廻戦を知っている方なら、だれもがお馴染みでしょう。
これは主人公を気に入るあまり
「存在しない主人公と俺との放課後」
「存在しない主人公と俺との友情演出」
「存在しない主人公と俺とその兄弟の食事シーン」
のようなぶっ飛んだシーンが挿入されたことからできたネットスラングです。
まさに『あ!オレ 誕生日だ!!』と絶叫した首領パッチそのものではありませんか!
後述しますが、自分が誕生日だと思い込んだ彼はシリアス展開にも関わらず漫画のコマ内になんとか移ろうという暴挙にでます。
存在しない記憶…
ボーボボの頃から存在していたとは、私も驚きを隠せません。
カメラアングルを気にする首領パッチ
「俺は誕生日なんだ…!みんなに祝ってもらわなきゃ!」
という存在しない記憶故にへっぽこ丸が真面目に壁男と話しているのに
コマ全てに移ろうとカメラアングルを必死に走り回ります
全く話が入ってきません。
この一連の場面、隊長のゲハが壁男に飲み込まれたりボーボボ内では本当にシリアスなシーンなのです。
しかし、過剰なシリアスを絶妙にコントロールする為だとしたら…
全ては澤井氏の掌の上だと言わざるを得ません。
まとめ
呪術廻戦の起源となったかもしれない、大変興味深い回でしたね!
原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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